Q
その他
男性
医学部から一般企業への就職はおかしいですか? 難しいですか?
私は医学部(医学科)に在籍している大学5年生です。
医師になる道が一般的なのは理解していますが医療業界以外、特に製薬会社やコンサル、金融などの一般企業でキャリアを築くことに興味があり就職活動を検討しています。
しかし周りの友人は初期研修先の病院探しに向けて動いており、一般企業に就職活動をしている人はほとんどいません。
企業から見ると「医師になれるのに、なぜ一般企業に? 」や「すぐに辞めるのでは? 」と思われ、採用で不利になるのではないかと不安です。
さらに一般的な就活のルールやスケジュール(ESの書き方や面接対策など)についてもまったく知識がなく、今から準備して間に合うのか焦っています。
医学部から一般企業への就職を目指す場合、どのような対策が必要でしょうか。特に企業が納得できる志望動機の伝え方や周りの就活生と差別化するポイントについて、キャリアコンサルタントの方のアドバイスをいただけると助かります。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
おかしくはない! 就職する明確な理由を用意しよう
製薬会社、コンサルティング会社、金融機関など、一般企業への就職はまったく問題ありません。
医療コンサルティングであればコンサルに行けますし、製薬会社であれば研究職の道が開けます。医師の資格を持って活躍できる仕事は一般企業にも多くあります。
国家試験を受けることを前提に、これらの企業を目指すのであれば可能性は十分にあります。
国試受験は前提! 特別な理由がなければ受けよう
一番困るのは国家試験を受けずに一般企業へ行くという選択をした場合です。
それはやはり採用担当者に「なぜ 」と疑われるでしょう。医師になるのが向いてないと思うなら、それなりの理由を準備しておく必要があります。
特に製薬会社などでは「なぜ医師にならないのか」となると思います。コンサルや金融であれば「別の方向性があると思った」という言い方はできなくもないので、そこをしっかり理由付けができれば特に問題はないでしょう。
しかし私のおすすめは、国家試験をちゃんと受けることです。
国家試験を受けないという選択は採用側にとって大きな疑問となるため、受験する前提で就職活動を進めることが重要です。
医学からでも志望理由が明確ならおかしくはない
自身の軸や方向性が明確になった結果であれば、一般企業への就職はまったくおかしくありません。
ただ一般的には「なぜ」と思われることが多いので、その理由を明確に説明できればむしろ医学部出身というバックグラウンドは非常に高く評価されるでしょう。
医学部で培った継続力、専門知識、研究経験、論理的思考といった強みは一般の学生にはない強みです。
前向きな理由で医学部の経験を活かせることを語ろう
非医師の道を選んだ理由をネガティブではなくポジティブに語ることが大切です。
たとえば「臨床よりもっと広い視点で医療課題に関わりたくなった」といったように、自分の興味が向いた道を選んだという印象で語りましょう。
そして医学部で得た経験を企業でどう活かせるか(研究の計画性、実習でのコミュニケーション力など)を整理して語ってください。
またすぐに辞めてしまう懸念を払拭するため「将来的には医療データを活用することで社会課題の解決に携わりたい」といった長期的な視点で語れると、企業側も安心して採用してくれるでしょう。
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