Q
大学3年生
男性
面接で尊敬する人物の質問をするのは、禁止されていますか?
現在就職活動中の大学3年生です。面接対策をしているなか、「尊敬する人物」について質問されるのは就職差別につながるため禁止されているとネットで見かけました。
もし本当に禁止されている質問なら、対策は不要なのかなとも思いましたが、「実際にはまだ聞かれることがある」という情報も目にし、どちらが正しいのかわからず混乱しています。
面接官が尊敬する人物について聞くのは、本当に厚生労働省などから禁止されているのでしょうか?
もし禁止されていないとしても、なぜこの質問は問題視されているのか、その背景も知りたいです。また、もし聞かれてしまった場合に、就活生としてどのように振る舞うのが賢明なのか、具体的なアドバイスをお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
禁止されていないが近年は避ける傾向が強まっている
尊敬する人物についての質問は、法律で全面的に禁止されているわけではありません。
ただし、厚生労働省の指針では、就職差別につながる恐れがある質問として家族に関すること、宗教に関すること、思想に関すること、支持政党に関すること、尊敬する人物に関することなどが挙げられています。
これらの質問は、面接で本人の思想や家庭環境を間接的に推測されてしまう可能性があるため、配慮すべき事項とされています。
そのため、尊敬する人物を尋ねる質問は違法ではありませんが、就職差別につながるリスクを避けるために企業側も控える傾向が強くなっているのが実情です。
しかし、採用支援の現場では依然としてこの質問をおこなう企業もあります。これは本人の思想を探るのが目的ではなく、価値観や判断基準、行動特性を知るために使われることが多いからです。
政治や宗教とは切り離して価値観に沿う人物を挙げよう
面接で尊敬する人物を聞かれた場合、政治家や宗教指導者、特定の思想家などは避けるのが無難です。代わりに、自身の価値観や行動姿勢が伝わるような人物を挙げることが望ましいです。
実在の有名人でなくても、学校の先生や部活の先輩など身近な人物を挙げても問題ありません。大切なのは、なぜその人を尊敬しているのか、その人のどの行動を自分の成長にどう生かしているのかを具体的に説明することです。
もし質問が家族構成や思想に踏み込むような不適切なものに感じた場合は、「私が尊敬しているのは〇〇のような姿勢を体現している方です」といった形で内容に絞って丁寧に答えることで、安全に受け答えができます。
質問の是非に振り回されるのではなく、自分の価値観を伝える機会として前向きに活用していただくのがよいでしょう。
このように、尊敬する人物に関する質問は法的に禁止されていないものの配慮が求められ、採用現場でも注意深く扱われています。質問に対して落ち着いて対応し、自分の考えをしっかり伝えることが重要です。
禁止されている! 差別につながる可能性がある
面接で尊敬する人物について尋ねることは、厚生労働省の公正な採用選考の指針上では、原則として禁止されている質問に含まれています。
これは、宗教、政党、人生観など、本来自由であるべき個人の思想、信条を探ることにつながり、差別につながる可能性があるためです。
宗教や政党への関連はNG! 人物の中身に着目しよう
もし質問された場合は、宗教や政党など個人の思想が過度に反映される人物は避け、その人物の誠実さやチームで成果を出す能力など、自身の価値観やアピールしたい強みにつながる部分にフォーカスして話すのが無難です。
質問されたからといって、答えられません、と拒否する必要はありませんよ。
面接で出題される可能性がある質問は以下の記事で紹介しています。また回答例や回答する際のポイントなども解説しているので、面接対策の際にぜひ役立ててください。
過去内定者の面接回答集を確認してください
面接で聞かれる質問に答えられるか不安ですよね。ただ、何を質問されるか分からず対策しようにも出来ない人は多いはず。
そこで、活用したいのが無料の「面接回答例60選」です。この資料があれば、伊藤忠商事や森永製菓、トヨタ自動車などの人気企業の面接でもよく聞かれるような質問とその答え方60通りが一目でわかります。
どんな質問が来ても確実に回答できるようになれば、面接はもう怖くありません。今すぐ活用し、面接を突破するのに役立てましょう!
・あなたの強み・長所を教えてください。
・あなたの夢を教えてください。
【花王株式会社】
・この職種を希望する理由を教えてください。
・あなたにとって仕事とは何ですか。
【森永製菓】
・あなたの強みを当社でどう生かせますか。
・当社の業界を志望する理由を教えてください。






