オンラインでの応募を受け付けている企業もあるため、成績証明書をスキャンしたものをPDF化して提出することで問題ありません。

これは、データでの提出を求める企業が一般的になっているためです。

公務員や一部の業界では入社前の最終確認のときに原本を求められることがありますが、この就職活動の選考のときであれば特に原本でなくても大丈夫ですよ。

ファイル名はわかりやすく！ 事前の確認メールも有効

PDF化する際は、ファイル名に「成績証明書 〇〇大学 氏名」といった形で誰の何に関する書類かわかるように記載しましょう。

またPDFファイルに欠損がないか、スキャンのときに曲がってないかなどを確認することも大切です。

たとえばスマホなどで撮影したときに、書類が曲がっていないかなどに注意してください。

心配であれば「PDFでお送りしてもよろしいでしょうか？ 」と事前にメールで確認しても良いでしょう。オンライン応募を受け付けているなら、データでアップロードすることになると思うので問題ないはずですよ。

もし心配なら「PDFで送付し、それと合わせて同時並行で郵送もさせていただきます」といったメールを書いても大丈夫だと思います。

オンライン応募を受け付けている企業であれば紙の成績証明書をスキャンしてPDF化し、提出することは一般的でありまったく問題無いと思います。

むしろオンライン選考の段階では、郵送よりもデータ提出のほうが企業側の管理もスムーズであるため歓迎されるはずです。

正式な書類は原本提出が原則というのは最終面接や入社手続きなど、対面で書類をやり取りするフェーズでの話ではないでしょうか。

ただデータ提出の場合もある程度の丁寧さは求められます。

特に紙の書類をデータ化するときはスマホで写真を撮ってPDF変換する方法もありますが、影が入ったり歪んだりしやすいためスキャナー（プリンター）を使ってスキャンするのが最も確実で綺麗です。

できるだけ大学のキャリアセンターや図書館のスキャナーを使用し、第三者からチェックもしてもらうようにしてください。

ファイル名は内容を明記し鮮明な画像か最終確認しよう

文字が鮮明か、画像に傾きがないか、端が見切れていないか、裏写りがしていないかはきちんと確認しましょう。

ファイル名は採用担当者がファイルを開かなくても、中身がわかるように「【成績証明書】○○大学_氏名.pdf」「20241127_成績証明書_氏名.pdf」のように「日付＋内容＋氏名」を入れるのが基本です。