Q
大学3年生
女性
CAの就活でTOEICスコアや容姿はどれくらい重要ですか?
私は航空会社の客室乗務員(CA)を目指して就活を進めています。CAの就活は一般企業と比べて特殊だと聞いており、どの準備に重点を置くべきか迷っているため相談させてください。
特に語学力について、TOEICスコアがどの程度重要なのか知りたいです。採用側が求めるボーダーラインはどれくらいでしょうか。
また容姿や立ち居振る舞いも評価に影響すると聞きますが、具体的にどの程度重視されるのか知りたいです。
選考ではメイクや姿勢、面接時の表情など細かい点も見られると思います。
マイナス評価を避けるために注意すべきポイントや、ほかの候補者と差を付けられる効果的なアピール方法について具体的なアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
CAのTOEICは700点以上を目指そう! 清潔感ある装いがカギ
客室乗務員(CA)を目指すうえで、語学力と見た目の印象は確かに気になりますよね。まずTOEICについてですが、多くの航空会社が募集要項で600点程度以上を目安としています。
国内社でTOEIC600~700台でも通過事例はありますが、国際線運用や外資では700~800台が安心ラインです。この場面における語学は客室安全・接客を滞りなく行えるかの基盤として評価されます。
もちろんスコアは高いに越したことはありませんが、満点に近いからと言って必ず内定するわけではありません。
機内アナウンスや非常時の指示は瞬時の口頭運用が要るため、面接での口頭英語力(聞く・要約する・簡潔に伝える)がより重視されます。
大切なのは、その語学力を使ってどんなサービスを提供したいかという意志です。「現在は600点ですが、入社までに700点を目指して毎日勉強しています」といった学習意欲を伝えることも効果的ですよ。
過去の接客やリーダー経験を英語でも30秒で説明できるようにして、質疑の受け返しで落ち着きと正確さを示すことも大切です。
努力で改善できる清潔感を整えよう!
次に容姿についてですが、これはモデルのような美しさが求められているわけではありません。航空会社が重視するのは美醜ではなく、顧客に安心感を与える親しみやすさ、清潔感、そしてプロとしての信頼感です。
髪・メイク・爪・姿勢・歩き方・笑顔の保ち方、制服想定のシルエット、長時間勤務に耐えるコンディション管理が見られます。
各企業とも名文化はしていませんが、容姿のなかでも変えられる部分と変えられない部分があると思っています。清潔感がないというのは努力次第で変えられる部分にもかかわらず、そこに対する努力を怠っていると見なされ致命的です。
たとえば髪がボサボサなどは、評価が下がってしまうでしょう。ただしそれは美醜のような話ではありません。極端に背が高い、体型が良いといったことではないということです。
逆に言えば、清潔感があるということは、評価に対してプラスになる、ラッキーな要素だと考えられます。髪型をきちんと整え、お化粧も清潔に見えるような形できちんと対策できていれば、見られ方の部分もプラスになります。
後からの努力で差がつく! 安心感と再現性を見せよう
面接は常にロールプレイだと考え、整ったメイクや髪型といった身だしなみはもちろんですが、それ以上に自然な笑顔や、背筋の伸びた美しい姿勢、丁寧な言葉遣いといった立ち居振る舞い全体が見られています。
鏡の前で自分が一番素敵に見える笑顔を研究したり、普段から美しい姿勢を意識したりする積み重ねが選考での大きな強みになりますよ。
もちろんそれがすべてではありませんが後からの努力でなんとかなる部分だからこそ、きちんとやろうねということをお伝えしています。
清潔感がないなど変えられる部分に問題があると、面接の初期段階で「絞り込み」のような形になる可能性はあります。
たとえばTOEIC900点台で海外経験があっても、見た目に不安があると業務を任せていいのかという安心感の部分に影響してくるためです。学生のうちからきちんと対策できていると良い部分です。これは採用の前提のような部分であると言えます。
差をつけるには、安全志向の具体例(ヒヤリ・ハットの未然防止やクレーム沈静化)、多様なお客様への配慮事例、チーム連携での役割貢献を数字や結果で語ることが有効です。
最終的には安心感と再現性のある接客品質を面接室で体現できたかが評価のコアになります。
親しみやすい笑顔と美しい立ち振る舞いで好印象を与えよう!
国内の航空会社を目指すのであれば、TOEIC600点以上のスコアを取得していることが一つの目安となります。実際の業務で英語を使用する場面も多いため、入社後も継続して語学力を磨く努力が求められるでしょう。
立ち振る舞いについては社会人としての常識的なマナーを兼ね備えていることや、清潔感のある美しい振る舞いが重要です。
航空機の機内では様々なお客様と長時間を共に過ごすため、親しみやすい笑顔や雰囲気が何よりも評価されます。
離陸から着陸までの限られた時間のなかでお客様のストレスを和らげ、心地よい空間を提供できるかがポイントです。誰からも支持されるような誠実な対応ができる人材であるかどうか、面接の場でも厳しく確認されています。
一つひとつの動作を丁寧におこない、相手を思いやる気持ちを体現することでCAとしての適性を示してください。
表情や細かな仕草に気を配って面接官の心をつかもう!
身だしなみについてはプライベートのおしゃれとは切り離し、機内で働くプロとしての清潔感を意識しましょう。
メイクも個性を強調するものではなく、常識的で誰にでも安心感を与えるような仕上がりを心がけてください。面接中も実際の業務と同じ条件で見られているという意識を持ち、細かな仕草にまで神経を研ぎ澄ませることが大切です。
たとえば面接会場の扉をノックして開ける瞬間から、あなたの表情や目線は採用担当者にチェックされています。
扉が少し開いて面接官の顔が見えたら、即座に目線を合わせて明るい笑顔を見せるようにしてください。退室の際も最後の一礼をした後にしっかりとアイコンタクトを送り、笑顔で去ることで印象は大きく向上します。
最後まで一貫した美しい立ち振る舞いを維持することが、合格を引き寄せるための大きな鍵となるでしょう。
以下の記事では航空会社の具体的な仕事内容や就職に向けた対策方法などを解説しています。航空会社への就職・転職を検討している人は、一度目を通しておきましょう。
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