Q
大学3年生
女性
栄養士の就活では資格以外に何が重要ですか?
私は管理栄養士の資格取得を目指して大学に通っていて、もうすぐ就職活動が始まります。
栄養士の仕事は専門性が高いので、資格さえあれば就職できるだろうと少し楽観的に考えていたのですが、最近になって、周囲の友人が資格以外のアピールポイントについて真剣に考えているのを見て、私も焦り始めました。
病院や学校、企業など、就職先によって求められる人物像が違うこともわかっているのですが、具体的にどのような知識や経験が評価されるのかがわかりません。集団給食のアルバイトやボランティア経験などがないと、不利になるのでしょうか?
栄養士・管理栄養士の就職活動で、資格や学力以外に採用担当者が重視するポイントや、今のうちから準備できる具体的な行動について、教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
資格以上に将来のビジョンが見えていることが重要視される
管理栄養士になってどのような場で働きたいと思っていますか? 単に資格を取得するためだけに大学に入学し、大学生活を過ごしていますか? 実習で体験した現場でどのような出来事がありましたか? その経験で何を感じましたか?
まずは、これらの質問に回答するつもりで自分で深堀りをしてみましょう。質問を繰り返せば、やりたいことやなりたい姿が見えてくるかもしれません。
また、病院や学校、企業など、それぞれの就職先で「活躍している」というのはどのような状態だと考えるでしょうか。そこまで考えられれば、自ずとアピールすることも見えてきます。
大学生活での取り組みを振り返り、未来につながる学びを探す
私は、積極的に大学生活を過ごした様子をアピールしてほしいと考えます。一生懸命に取り組んだ何かをテーマに、アピールポイントを探してみてください。
集団給食のアルバイトやボランティア経験は、なくても不利にはなりません。しかし経験があるなら、積極性をアピールするための良いエピソードの糸口になる可能性は高いです。
就業を希望する地域の実態に合わせて、働く先を戦略的に選ぼう
余談ですが、私の支援対象としている地方では、病院の管理栄養士は経験者採用がほとんどで、新卒の直接雇用というのはとても狭き門です。にもかかわらず、養成機関が多く、有資格で卒業する学生も多くいます。
そのため、新卒の病院の直接雇用の採用試験には、1人の枠に対し100人以上の応募がある状況です。
そのため栄養学科の学生たちには、大学職員は「上(病院雇用や公務員)を目指せ」と言うのに対し、私は「まずは経験が積める現場を優先するのもありだ」と伝えています。現実的に考えて「100倍を勝ち抜け」とは言えません。
これは私が住んでいる地域だけのことかもしれませんが、自分が働きたい地域の現状を調べることもお勧めします。
企業が求める人物像との一致が大切
管理栄養士としてどのような業界で働こうとしているのでしょうか? 企業によって、採用に重視するポイントには違いがあります。
ただ、どの企業によっても、コミュニケーション力や傾聴力、協調性などの社会人としてのスキルが備わっているか、また、企業が求めている人物像に合っているかどうかが採用ポイントです。
就職先によって求められている人物像の違いがわかっているのであれば、自身が活躍できる場はどんな職場なのかも判断できます。
応募する企業はどんな人物像を求めているのか企業研究をすることがとても大切です。
日常の何気ない行動から自身の強みを再発見しよう
集団給食のアルバイトやボランティアの経験がなくても、普通のアルバイトや学業、普段の行動や考え方から自身の強みが見つかります。
アルバイトや学業で自分なりに工夫をして取り組んだこと、また取り組むことによって得られたことなど、いろいろな経験を振り返ってみましょう。
見つかりづらい場合は、友人や家族などに自分の強みはどんなところか聞いてみるのも良いですよ。
企業が求めている人物像と自身の強みをマッチングし、どんな強みをどんな場面で発揮できるのかアピールしてください。
以下の記事では管理栄養士の就職先を16選紹介しています。管理栄養士の仕事に興味があり、就職・転職を目指しているという人は、ぜひ参考にしてください。
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