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履歴書の日付は、古いまま使い回しても大丈夫ですか?
一度手書きで作成した履歴書をほかの企業にも使い回したいのですが、日付はどうするべきでしょうか? 修正テープなどを使うと、見栄えが悪くなり、使い回し感が強く出るかと思います。
もし修正しないとなると、作成した時の日付のまま、自分の場合2週間前の日付で提出することになります。
どうしたらいいんでしょうか? 日付欄なんて細かいところ見られていないですかね?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
応募書類の日付で修正テープ使用や古い日付は誠実さに欠ける印象になる
履歴書の日付欄の記載方法は、一見細かいようでいて、採用現場の担当者では「応募書類の基本マナー」として意外としっかりチェックするポイントです。
私自身、採用担当として日付が1週間〜2週間前のまま提出されている履歴書を何度も見てきました。その際は「この企業のためにきちんと準備されたものか?」「手を抜いていないか?」という印象を持ってしまうこともありました。
特に、手書きで日付だけ修正テープで直したような履歴書は、「使い回し感!」が目立ってしまい、誠実さに欠ける印象になることもあります。
企業は応募書類からも熱意を読み取るため最新の日付で提出しよう
理想的なのは、提出するたびに日付を書き直すことです。企業は、その日その瞬間に自社へ向けて応募してくれているという“熱意”を読み取ろうとします。日付もその意思表示の一つ。PC作成の履歴書であれば更新しやすいですし、手書きの場合でも新しく書き直す努力は、十分に伝わります。
小さなことに思えるかもしれませんが、だからこそ差がつきます。履歴書の日付は、“丁寧な就活”の表れです。誠意ある準備をしていることを相手に伝えるつもりで、最新の日付で提出しましょう。
採用担当者は日付も見ているため書き直しするべき
履歴書に書く日付は「ポストに投函する日」が原則です。また、手書きの履歴書で修正テープを用いるのは論外です。今回のケースでは、最初からすべて書き直す必要があります。
「日付なんて細かいところ見られていない」とありますが、見ています。採用担当者は端から端まで、紙情報から「この人はどのような人物なのか」と知ろうとします。
私の上司で採用担当をされていた方は、「字が汚いなあ」「誤字が多い」「修正テープを使うなんてありえない」「こっちは西暦で書いていてこっちは和暦になっている。統一感がない」などブツブツ言っていました。そのうえで、ミスが多い履歴書は避け、正確に書かれていそうな履歴書から「この人に会ってみたいな」と判断していました。
手書きの場合は下書きでミスを減らすことができる
手書きの場合、ミスが発覚した段階で、もう一度書き直し、新たな履歴書を作成してください。「面倒くさい」と思うかもしれませんが、しかたのないことです。下書きを薄く書いてから、その上をペンでなどり、消しゴムで完全に下書きを消すようにすれば、ミスを減らすことが可能です。
意外と思う人もいるかもしれませんが、履歴書の日付は重要な項目です。こちらの記事では日付の正しい書き方を解説しているので、しっかりチェックして確認しておきましょう。
履歴書の書き方が正しいか、きちんと理解できているかはこちらの記事を参考に確認してみてください。よくある失敗や受け渡しのマナーも解説しています。
履歴書を書く時間がない時は、「履歴書完全マニュアル」を活用しよう!
履歴書に何を書けばいいか困っていませんか?就活は限られた時間の中で準備する必要があるので、履歴書だけに時間をかけてはいけません。
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