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動画選考で落ちる原因がわかりません……。
就職活動で何度か動画選考に臨んでいるのですが、すべて落ちてしまいました。せっかく時間をかけて撮影・編集した動画が評価されず、その原因もわからないので精神的にもつらいです。
企業側は、短い動画のなかで応募者のどのような点を見極めようとしているのでしょうか?
ほかの就活生の動画を見たことがないため、自分で撮影した動画についてうまくできているのか自信がなく、合格している人は、動画選考でどのような点に工夫をしているのか気になります。
動画選考で頻繁に落ちてしまう人の原因と、通過するために意識すべきポイントがあれば教えてください。
また、もし効果的な対策方法や練習方法があれば、アドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
動画選考を突破するには基礎を抑えることがポイント
動画選考、慣れないと戸惑いますよね。企業が動画選考で何を見ているかというと、話している内容の深さや詳細さというよりは、もっと基本的な部分であることが多いです。
具体的には、以下の点が非常に重要だと感じています。
・清潔感のある服装や髪型などの第一印象
・ハキハキと聞き取りやすく話せているか
・質問の意図を理解して的確に答えられているか
また、残念ながら選考に通過できない学生の特徴としては、以下の通り、動画の質や内容などの点が挙げられます。
・動画の映りが悪く、音声が聞き取りにくい
・表情が硬く、暗い印象に見える
・緊張しすぎているのが画面越しにも伝わる
・質問に対して答えている内容がずれている
客観的な意見をもとに通過する動画に仕上げていこう
私の経験上、動画選考を通過できている学生は、以下のような工夫が見られますね。
・常に笑顔を心掛け、ハキハキ話すよう意識している
・話の構成が結論ファーストでわかりやすい
対策としては、まず撮った動画を友人や家族、キャリアセンターの人など、第三者に見てもらって客観的な意見をもらうのが一番です。自分では気付かない癖や改善点が見えてきますよ。
また、何度か模擬撮影をしてみて、表情や話し方をチェックし、ブラッシュアップしていくことも大切です。服装や背景、部屋の明るさなど、動画選考の基本的な部分も意外と見落としがちなので、改めて見直してみましょう。
動画選考に落ちないためのカギは論理的な情報伝達力
動画選考では、短い時間のなかで「あなた自身がどれだけ論理的かつ魅力的に情報を伝えられるか」が見られています。具体的には、限られた尺のなかで要点を整理し、聞き手の興味を引く話の構成力、そして声や表情、視線の使い方など非言語コミュニケーションが大きな評価ポイントです。
単に台本を棒読みするのではなく、エピソードに感情を込めて語ることで、その人らしさや熱意が伝わりやすくなります。感情豊かな語りは視聴者の共感を呼び、記憶に残りやすいです。
また、動画選考に落ちる原因としては、以下のような点が考えられます。
・冒頭での自己紹介から意欲が感じられずに印象に残らない
・話が長くなりすぎて、動画時間内に結論までたどり着かない
・カメラ目線や声のトーンが一定で単調に聞こえる
・画質や音質が悪く視聴しづらい
通過率の高い学生は、上記に該当しないように意識して練習し、適切な改善を繰り返しています。
動画撮影を客観的にチェックして質を高めよう
対策としては、まず「伝えたいメッセージ」を一文でまとめ、そのメッセージを起承転結のシンプルな構成に落とし込んでみてください。
実際にスマホで撮影し、自分の話す速度や表情、声量を客観的にチェックし、改善点があれば小刻みに修正していくことが重要です。
可能であれば友人や先輩にみてもらい、第三者の意見を取り入れるとブラッシュアップが進みます。第三者の客観的な意見は、自分では気づきにくい改善点を発見するうえで非常に有効です。
また、撮影環境も軽視できません。なるべくシンプルな色合いの背景で撮影し、顔に影が落ちないよう自然光かソフト照明を使い、マイクやイヤホンなどで音声をクリアに保つことを心掛けましょう。
練習方法としては、「毎日1分の自己紹介動画」を3日間続けると、自分の話し方の癖や改善すべきポイントが浮き彫りになってくると思います。短時間の動画を継続的に撮影することは、自己分析と改善を効率的におこなうための有効な手段なのでぜひ試してみてください。
そのうえで、志望動機や強みを語る練習に移り、必ず時間を計測しながら話す癖を掴みましょう。この地道な積み重ねが、自分らしさを残しつつ面接官に響く動画を完成させる近道となります。
動画選考でライバルと差をつける方法はこちらの記事で詳しく解説しています。動画撮影を始める前にぜひチェックしてみてください。
自己PR動画の提出で悩んでいる人は、次の記事も参考にしてください。自己PR動画の撮影に必要なノウハウを解説しています。
録画面接の自己紹介のコツはこちらのQ&Aも参考にしてみましょう。
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