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人材業界の面接で答えられるキャリアプランにはどんなものがありますか?
現在就職活動中の大学3年生です。私は自分の姉が就活に苦労していた姿を見ていたこともあり、一人でも多くの人が自分に合った仕事を見つけてほしいと思いが強く、人材業界を志望しています。ただ、人材業界での具体的なキャリアプランが立てられず、面接に通過できる自信がありません。
人材業界での仕事って基本的にはキャリアアドバイザーじゃないですか? 勤務年数を重ねるごとに、支援の数を増やしていきたいと思うのですが、それではキャリアプランにならないでしょうか。
人材業界の面接でキャリアプランを聞かれたとき、何をどう答えれば良いのか教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
まずは自分が目指したい人材業界の分野を明確にしよう
人材業界の仕事には、営業職、キャリアアドバイザー職、企画、マーケティング職などがあります。
営業職は人材を求める企業に対して自社の人材支援サービスの売り込みをおこないます。企業の採用ニーズを聞き取り、適した人材の採用をサポートするのです。
キャリアアドバイザーは求職者のニーズを把握し、満足のいく企業への就職の手助けをします。企画・マーケティング職は、人材市場の調査・分析をし、求人紹介をおこなうためのマーケティングを進めるのが役割です。
私自身が日頃仕事にしている分野は、人材業界で言うところのキャリアアドバイザー職にあたり、新卒向けから、転職希望者のキャリアカウンセリングまでおこなっています。
私がかかわっている企業では、このキャリアアドバイザー職の中にも、細かく役割分担されています。求職者のニーズを聞き働き方の提案をする役割や、応募の段階でのエントリーシートや面接の対策をおこなう役割、これらについての講座を担当する役割などさまざまです。
また、この分野の仕事では、国家資格であるキャリアコンサルタントの資格を取得することになると思います。
専門的なカウンセリングの基本などを学び、求職者一人ひとりに寄り添いながらサポートをしていきます。この業界では、それぞれの分野で専門的な知識と技術を身に付けて、キャリアのプロとして業務にあたることが必要です。
就職活動で伝えるキャリアプランは応募企業で長く務める前提で考えよう
今の社会情勢など幅広い情報を常にキャッチする必要もあるでしょう。業務をおこないながら自身も成長をし、部署内をまとめる立場にもなっていきます。もちろん後輩の指導も大切です。
人材業界の特徴として、将来的に人材会社で培った専門性を活かして、企業の人事部門で活躍をしたり、独立したりする人が多くいます。ただ、就職活動でのキャリアプランは、その企業に長く勤める前提で伝える必要があることには注意しておきましょう。
「どんな人を支援したいか?」を考えてキャリアプランの解像度を高めよう
人材業界のお仕事として、求職者を支援するキャリアアドバイザーをイメージし、派遣会社や転職エージェントへの就職を目指す人は多いと思います。
ただし、一言にキャリアアドバイザーと言っても企業によって特徴があります。人材会社それぞれが得意としている年齢層や業界、職種などがあるのです。
質問者さんは「1人でも多くの人が自分に合った仕事を見つけて欲しい」という素敵な目標を持っているので、そこからさらに一歩踏み込んで「自分がどのような人を支援したいか?」を考えてみましょう。
職業理解のヒントになったり、キャリアを通して目指す具体像が定まったり、身に付けるべきスキルや知識が明確になるなど、キャリアプランをより魅力的にするヒントとなります。
人材業界は就職を支援するだけではなく企業や人を育ててつなげる役割もある
また、別の視点として、人材業界に属する企業は「企業と人をつなぐ」というミッションを持ち、企業側へのアプローチをおこなっている企業も少なくありません。
マネジメントやコンサルティングを通して、求職者にとって魅力的な企業を育て、開拓し、その企業と人をつなぐ。これも人材業界の大きな魅力なので、こういった視点も含めてキャリアプランを考えると、企業にとっても魅力的なキャリアプランになると思いますよ。
キャリアプランは面接で重視される質問の1つです。以下の記事を参考にして、キャリアプランの考え方をじっくりと考えてみましょう。
自分の理想のキャリアがわからない人は、こちらの記事もチェックしてみましょう。
人材業界を志望する人は、こちらの記事も確認しておきましょう。人材業界での職務内容ややりがい、求められるスキルやポイントを解説しています。志望動機を伝える際の参考にしてみてください。
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