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面接でできる「やばい会社」の見分け方が知りたいです。

現在、いくつかの企業の面接を控えているのですが、中には少し不安を感じる会社もあったため、面接の短い時間で「やばい会社」かどうか見分ける方法がないかと考えています。

面接のなかで、どこをチェックしておくとその企業のやばさがわかる、といったポイントはありますでしょうか? また、こんな質問がきたら注意したほうが良いというものや、おすすめの逆質問例についてもぜひ教えていただきたいです。よろしくお願いします。

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キャリアコンサルタント/西雄一教育研究所代表

西 雄一

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自分も会社を選ぶ側として面接官の態度や回答に着目してみよう

私が学生たちに、「面接会場に行く途中も見られている可能性が高い」と伝えているのは、面接会場に入る前の学生の態度が、たまたま志望企業の社員に見られるかもしれないからです。これは、逆の立場でも同じことがいえるのです。

面接会場に行く途中、たまたま応募企業の社員を見たときに、「元気がなかった」「表情が暗かった」などがあれば「この会社は大丈夫かな?」と感じるかもしれませんよね。

もちろん、それだけでやばい会社かどうか判断はできません。実際に面接が始まったときに、面接官の態度に着目してみましょう。

たとえば、終始腕や脚を組んでいる、イライラしていそうな態度を取っている、身だしなみに清潔感がない、パワハラまがいの言葉を使われる、といったことが見られたら「やばい企業」かもしれません。

面接時以外からも多角的に情報を集めることが後悔のない会社選びのコツ

私がこれまで学生指導をした経験から、面接官の態度は、企業の社風や社員の雰囲気を反映している場合があると感じています。

また、逆質問で「労働条件」や「給与」「福利厚生」などについて尋ねたときに、聞いていたのとは異なる回答をされた場合は要注意です。特に、給与が低すぎるのはもちろんのこと、高すぎるのも何か裏があるかもしれません。また、こちらの質問をはぐらかすようなことがあった場合にも、注意しておいたほうが良いと思います。

さらに、労働条件や待遇に関して明確な説明を避ける企業は、入社後にトラブルが発生する可能性も否定できません。給与が高すぎる場合も同様に、入社後に業務内容や仕事の難易度にギャップがある可能性もあるため、慎重に確認しましょう。

実際には、面接だけでなく、面接以外の社員の様子も確認しながら総合的に判断してください。企業選びにおいては、面接時の印象だけでなく、企業の評判や社員の口コミなども参考に、多角的な視点を持って見極めていきましょう。

キャリアコンサルタント/合同会社渡部俊和事務所代表

渡部 俊和

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やばい会社かどうかは面接だけでは判断できない

まず、何をもって「やばい」と感じるのかは人それぞれです。ハラスメント体質や古い考え方に対して「やばい」と感じる場合もあれば、業績不振やコンプライアンス意識の低さなどにやばさを感じる場合もありそうですね。

これらのことは、面接のなかで明確にわかるかといわれたら難しいかもしれません。

不適切な質問については、偏った思想信条や本人と関係のないことを質問する、セクハラ、パワハラにあたるような態度を取るなどが挙げられ、よく相談されるわかりやすい判断基準です。

しかし、そうした面接官1人の行動をもって「やばい会社」と決めつけられるかといえばそうともいえないのです。昔はやばかったけど今はとても良い会社、というところもあれば、逆もあります。

また、会社にもいろいろな人がいるので、「やばい面接官」と「やばい会社」が100%イコールではない、というのが私のこれまでの求職者指導の経験からの見解です。企業の考え方も、その企業の成長過程で変わっていくもので、どんな優良企業にも常に何かしらの問題、課題はあるのです。

不安なことは逆質問などで実際に聞いてみて判断しよう

業績不振の場合、会社の雰囲気が暗いとか、必要なところにお金をかけていないなど、社内の環境から「やばさ」を感じられることもあるでしょう。

そんな印象は意外に当たっていることも多いのですが、やはり絶対ではありません。あなたが不安を感じたところはどの部分なのか、できれば想像を巡らせるだけでなく、勇気を出してしっかり相手に質問して確認してほしいです。良い会社であればあなたの不安をきちんと受け止めて答えを返してくれるでしょう。

そもそも、相手の「やばさ」に意識が向いてしまっているということは、就活の本来の目的から外れているようにも思います。どうしても「粗探し」のような視点で会社を見てしまうと、先入観にとらわれやすくなる危険性があるのです。

仕事の中身や事業の将来性などにも焦点を当てて、まだ出来上がっていない部分は中に入って変えていこう、くらいに考えたほうがより良い就活ができるように思います。まずは先入観を捨てて、自分が何を会社に求めるのかを整理して就活に臨みましょう。

ブラック企業を「やばい会社」だと感じる人は多いのではないでしょうか。こちらの記事ではブラック企業の特徴や見抜く方法を詳しく解説しているので、チェックしてみてください。

こちらの記事ではおすすめのホワイト企業を解説しています。ホワイト企業の特徴を業界や職種別に詳しく解説しているので、併せて参考にしてみてください。

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