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もうすぐ潰れる会社の見分け方が知りたいです。
就職活動をしているのですが、合同説明会などで話を聞いていると、将来性に不安を感じる企業もいくつかあり、近い将来潰れる可能性があるのか見極めたいと思いました。具体的にどのようなポイントを調べれば、もうすぐ潰れる会社かどうかチェックできますか?
また、今回のような説明会だけでなく、面接などで会社の将来性を見分ける方法はあるのでしょうか? ご回答よろしくお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
10の基準で客観的にリスクを判断できる
もうすぐ潰れるという状況は、正常な企業活動が滞っているサインであり、外部から見ても不可解な変化が起こりやすいと考えられます。たとえば、経営陣が目まぐるしく交代したり、明確な理由もなく事業内容が頻繁に変更されたりするなどが挙げられます。
また、もうすぐ潰れるとまでは言えなくても、避けておいたほうが賢明な会社の特徴として、以下の点が挙げられます。
・売り上げや利益などの業績が悪化傾向にある
・社員の離職率が異常に高い
・パワハラやセクハラが常態化している
・長期間の家族経営や、社長による独裁的な経営体制が続いている
・後継者の育成が弱く、事業承継の見通しが立っていない
・企業のホームページ(HP)に具体的な事業展開やビジョンが示されていない
・給与水準が同業他社と比較して著しく低い
・新入社員や若手社員に対する教育体制が整っていない
・取引の仕組みが昔のままで、時代の変化に対応できていない
・社内の風通しが悪く、重要な情報が社員に開示されない
「社員に愛されている会社なのか」が重要! 実際に働く人と接し見極めよう
もちろん、上記の特徴が見られるからといって、すぐにその会社が倒産するとは限りません。時代の流れに乗り遅れてしまった会社でも、社員が一丸となって改革に取り組み、見事にV字回復を遂げた企業事例も存在します。
結局のところ重要なのは、会社が社員にどれだけ愛されているかということです。その会社の雰囲気を肌で感じるためには、できる限り多くの社員と直接話してみるのが一番だと思います。
個人的な知り合いにその会社の社員がいれば話を聞けるかもしれません。そうでない場合も、インターンシップや会社説明会などの機会を利用し、社員の言動や会社の雰囲気から、自分自身で情報を集め、見極めていくことが大切だと私は考えます。
避けておいたほうが良い会社の特徴は押さえつつ、自身でも実際に会社を調べていくことで、納得のいく企業選びができるでしょう。
離職者が増えたり福利厚生が縮小したりするのは黄色信号
昨今、転職が一般的になっているとは言え、就職先に安定性を求めるのは当然の心理だと感じます。
確かに、仮に就職先が倒産した場合でも、未払いの賃金は優先的に分配され、未払賃金立替払制度といった保障も存在します。しかしながら、せっかく働き始めた会社が早期に倒産してしまうような事態は、できる限り避けたいと考えるのが自然でしょう。
経営破綻の可能性が高い企業では、まず経営陣が退職する傾向が見られます。社長をはじめとする経営陣は、自社の経営状況を誰よりも把握しているため、言わば沈みゆく船から逃げ出すように早期に離職することがあります。
同様の理由から、経理や会計部門の担当者の退職も目立つようになります。また、従業員の福利厚生が削減されたり、規模が縮小し始めたりした場合は、企業が危機的な状況にある兆候ととらえるべきでしょう。面接の際には、福利厚生や各種手当について具体的に確認することをおすすめします。
給与の支払いなどについて質問して企業の反応を見てみるのもあり
給与の遅配や未払いは、企業の資金繰りが逼迫している最も明白なサインの一つです。同様に、ボーナスのカットや不支給も、企業の業績悪化を示す重要な指標となります。
面接の場で、給与の支払いやボーナスについて率直に質問してみることをおすすめします。その際、企業側が明確な回答を避け、言葉を濁すようであれば、注意が必要な会社である可能性が高いでしょう。もし可能であれば、その企業に現在勤務している先輩や知人に直接話を聞き、情報を得ることも有効な手段です。
就職先に対して安定性を求めることは決して間違ったことではありません。経営が不安定である兆候が見られる企業は避け、より安心して長く働ける企業を探していきましょう。
こちらの記事ではつぶれる会社の特徴を詳しく解説しています。倒産するまで会社にいると起こるリスクまで説明しているので、参考にしてみてください。
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