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短所で「人を巻き込む力がない」と伝えたら就活に不利になりますか?
自己分析をしていて、自分の短所は「人を巻き込む力がないこと」だと感じました。グループでの活動では誰かを引っ張ったり場を動かすよりも、周りに合わせて行動するタイプで、自分から人を動かすことがあまり得意ではありません。
エントリーシートや面接でも短所を聞かれる場面があると思うのですが、正直に「人を巻き込む力がない」と伝えると、チームワークやコミュニケーションが重視される場面で不利になるのではないかと不安です。
伝え方を工夫すればマイナスにならないものでしょうか? それとも、別の言い回しの方が良いのでしょうか? 短所の伝え方について、具体的なアドバイスをいただけると嬉しいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
「巻き込む力がない」を直接的に伝えるのはNG! ポジティブに変換して前向きにしよう
「人を巻き込む力がない」という表現は、「協調性がない」「他者からの協力を得られないのでは?」という印象を与えかねないため、そのまま伝えるのは避ける方が良いです。
「リーダーとして集団を力強く牽引するのが得意ではない」ということであれば、その事実を正直に認めつつ、別の強みを補足する形で伝え方を工夫しましょう。
組織はリーダータイプの人ばかりではうまく機能しません。
自分の役割を理解し、自己分析力を見せよう!
たとえば、「リーダーシップを発揮して先頭に立つより、メンバー一人ひとりの意見を調整し、チーム全体の足並みをそろえるほうが得意です」というように、自分のやり方を具体的に説明します。
自分の特性を正しく理解し、自分に合った貢献の仕方を見いだしているという自己分析能力の高さを示すことが、良いアピールにつながります。
巻き込む力がないとだけではなく改善努力もプラスして伝えよう
「ない」と断言してしまうのは避けたほうが良いでしょう。
「弱い」という表現にとどめ、「人を巻き込む力が弱いと感じているので、改善するためにこのような努力をしており、将来的には人を巻き込める人間になりたいと考えています」というように、改善への取り組みと結びつけることが大切だと私はアドバイスしています。
成長意欲を示す! 前向きな姿勢が評価される
短所を伝える際は、それをどのように改善しようとしているかをセットで伝えなければなりません。
「ない」と言い切ってしまうと、そこで話が終わってしまい、何の努力もしていないととらえられかねません。
「弱い」と伝えたうえで、どのように努力しているかを具体的に話すことが重要です。
特に人を巻き込む力は組織で働くうえで重要なので、「ない」と言い切るのは避けるべきでしょう。
短所は工夫次第で長所に言い換えることができます。以下の記事では短所を長所としてアピールする方法や選考に役立てるための方法などを解説しています。
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