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「玉手箱には監視型が存在する」という話を耳にして「本当に監視されるの?」「受験時の注意点は?」と不安や疑問を感じている人もいるのではないでしょうか。
この記事では、Webテストに詳しい高尾さん、楳内さん、小寺さんとともに、監視型と呼ばれる玉手箱の仕組みや見分け方などを解説します。
受検前に監視の有無やルールを確認して、当日慌てずに受検できるよう準備しましょう。
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よくある不安を解消! 玉手箱は監視されているって本当?
結論からいうと、玉手箱には監視がおこなわれる形式が存在します。ただし、すべての形式でカメラやAIによる監視がおこなわれているわけではありません。
たとえばC-GAB plusは、自宅などから受験できる監視付きのオンラインWebテストですが、通常の自宅受検型であれば基本的に監視はありません。
次の章では、受験予定のテストが監視型かどうかを見分けるポイントを解説します。自身の受検するテストを事前にチェックしましょう。
なお、玉手箱について、まだあまり把握できていない人は、こちらの記事もおすすめです。玉手箱の解き方や出題内容などが詳しく解説されています。
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監視型の玉手箱か見分ける5つのチェックポイント
玉手箱が監視型かどうかは、企業から届く案内や受検時のルールから判断できます。
事前に監視の有無を把握しておけば、カメラやマイクの準備、受検場所の確保などを直前に慌てることなく準備できるでしょう。
ここからは、監視型の玉手箱か見分ける際にチェックすべき5つのポイントを解説します。受検案内が届いたら、これから受けるテストに当てはまる項目がないか確認してみてください。
- どうしても玉手箱が監視型かどうか知りたいのですが、直接企業に聞くと悪い印象を持たれますか?
企業への問い合わせはおすすめしない!
企業に問い合わせることにより「カンニングや不正をする準備をしているのでは?」と不要な疑いを持たれるリスクがあるためです。
企業側は、受検案内のメールや募集要項に必要な環境(カメラ・マイクの有無など)を記載しています。
仮に記載がない場合は「監視あり・なしのどちらが来ても対応できる正攻法の準備」をしておくのが、最も安全でスマートな対応です。
玉手箱とほかのWebテストの違い(タップで開閉)
自分が受けるWebテストの種類がわからない人は、ぜひこちらの記事で確認してみてください。玉手箱とSPの違いが詳しく解説されています。
玉手箱とSPIの違い
玉手箱とSPIは別物! 違いやそれぞれの出題内容・対策方法を解説
玉手箱とSPIの見分け方
玉手箱とSPIの見分け方はありますか?
Web-GABと玉手箱の違い
Web-GABと玉手箱の違いは何ですか?
①カメラやマイクの使用指示があるか
受検案内にカメラやマイクを使用する旨が記載されている場合は、監視型の玉手箱である可能性があります。
SHL社が提供するC-GAB plusでは、自宅から受検する際にWebカメラを介して遠隔の試験監督員による監視がおこなわれます。
また、同じくSHL社提供のAI監視機能を搭載したWebGAB Secureでも、受検する際はWebカメラ付きのパソコンが必要です。
Webテストのプロが緊張の和らげ方を解説
画面に映る自分の顔が気になってしまうと、緊張しますよね。消せるなら消し、消せないなら見ないようにしましょう。
それだけでかなり落ち着きます。まっすぐ解いた人がきちんと評価されるための仕組みです。堂々と受けて大丈夫ですよ!
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②事前予約や本人確認があるか
受検前に会場の予約が必要であったり、本人確認の案内があったりする点も、監視型の玉手箱を見分けるポイントの一つです。
たとえば、C-GAB plusでは、受検する会場や日時を事前に予約し、公的証明書と撮影した顔写真を照合して本人認証をおこないます。
また、自宅などのWeb会場で受検する場合は、専用ブラウザのインストールやカメラ・マイクの動作チェック、通信環境の確認も必要です。
このように、受検前に予約や本人認証だけでなく、監視に必要な機器・環境の確認が求められる場合は、監視付きの形式である可能性があります。
③専用ブラウザや動作確認の案内があるか
監視型のテストでは、カメラやブラウザなどが正常に動作する環境を整える必要があるため、事前に使用端末やブラウザ、動作環境について確認を求められることがあります。
ただ、監視型だからといって、必ず専用ブラウザを使用するわけではありません。
たとえば、WebGAB Secureの場合、専用アプリは不要で、一般的なWebブラウザとカメラ付きPCがあれば受検できます。
そのため、専用ブラウザの有無だけで判断せず、動作確認の内容まで含めて受検形式を見極めましょう。
④電卓の使用について指示があるか
玉手箱では、受検する形式によって使用できるツールや受検時のルールが異なる場合があります。
たとえば、一般的な玉手箱では電卓を使用できますが、テストセンターでおこなわれるC-GABや、監視付きで自宅受験も可能なC-GAB plusでは使用できません。
そのため、案内文に「電卓使用可」や「電卓使用不可」などの記載があれば、受検形式を判断する材料の一つになります。
玉手箱「非言語問題」の対策(タップで開閉)
非言語問題に自信がないという人は、こちらで解説しているコツを参考にしてみてください。キャリアコンサルタントが解答のコツについて解説しています。
非言語のコツ
玉手箱の非言語問題、解答のコツは何ですか?
⑤受検案内メールやテストのURLが監視型のものになっているか
受検案内メールに記載されているテストのURLからも、受検形式を推測できる場合があります。
具体的には、URLに「e-exams」が含まれていれば、基本的に監視がない一般的なWebテストの形式です。
ただし、URLだけを見て監視の有無を完全に判断することはできません。
「e-exams」を含む文字列であっても、カメラやマイクの使用を求められたり、本人確認に関する案内がメールや受検画面に表示されたりする場合は、監視付きの可能性があります。
そのため、URLだけで判断せず、ほかの4つのポイントにも当てはまっていないか、あわせて確認してみてください。
玉手箱で不正がバレる理由
監視型の玉手箱では、受検中の映像や本人確認の情報、解答時の挙動などを元に、怪しい行為がないか確認されます。
たとえ実際に不正していなくても、監視されているポイントを知らないまま不自然な行動を取ると、意図せず疑いを持たれることもあるため注意が必要です。
ここからは、監視型の玉手箱で不正が発覚するおもな理由を、代表的なケースごとに解説します。
不正を疑われないように、どのような点が確認されているのか把握しておきましょう。
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替え玉受検→登録した写真で本人認証がされるから
監視型の玉手箱では、登録済みの写真と受検中のカメラ映像を照合して本人認証がおこなわれます。
カメラに映し出されている人物が登録者本人でない場合すぐに検知されるため、「替え玉受検」は、不正として発覚する可能性が高いです。
実際にWebGAB Secureでは、顔認証の機能が搭載されていて、AIによって不正を検知します。
また、C-GAB plusでも、公的証明書とその場で撮影した顔写真を照合して、本人認証をおこないます。
本人以外が受検する行為は、企業からの信用を大きく損なう行為です。必ず本人が正規の方法で受検しましょう。
外部とのやり取り→目線の動きや画面外の閲覧を解析しているから
玉手箱が監視されている場合、試験中に友人に相談したり、別の端末や資料を確認したりするなど、外部とやり取りしながら受検する行為はすぐに発覚します。
なぜなら、AIや人の目によるリアルタイムでの監視がおこなわれており、不自然な動きがないかを解析されているからです。
受検中に何度も画面外へ視線を向ける行為は、不自然な挙動ととらえられる可能性があるため注意しましょう。
カンニング→不自然なスピードで解答していないかを計測されるから
監視型の玉手箱では、解答時間や正答率なども計測されていて、問題によって極端に解答速度が変わると不正が疑われる恐れがあります。
たとえば、極端に短い時間で正解が続いたり、問題の難易度にかかわらず一定の速さで解答し続けたりすると、不自然な挙動として検知されかねません。
また、近年では生成AIに問題を解かせる行為が問題視されています。
AIに解かせることで極端に解答速度が速くなったり、正答率が高くなったりするため、かえって不正を疑われる場合があるのです。
- 不正はしていないけれど、不正と判断されることが怖いです……。
たまたま不自然な動きをしてしまっても影響はない
「少し視線がそれた」「姿勢を直した」といった一時的な動きを必要以上に心配しなくて大丈夫です。
不正が疑われやすいのは、何度も画面外を見る、長時間席を離れる、第三者が映り込むといった不自然な行動が繰り返し見られる場合です。
「動かないようにしなければ」と意識しすぎると、かえって試験に集中できなくなってしまいます。
本番前に机の上を整理し、スマホは手の届かない場所に置き、静かな環境を整えておきましょう。
準備ができたら、多少の自然な動きは気にしすぎず、普段通り問題に集中することが一番です。
元人事に聞いた! 不正が発覚した場合の企業側の評価
不正をしてはいけないことは理解していても、「バレなければ問題ない」「今回だけなら大丈夫」と軽い気持ちで不正を考えてしまう人もいるかもしれません。
しかし、一度の不正によって、それまで進めてきた選考や、企業からの信頼を失うリスクがあります。
だからこそ、軽い気持ちで不正に手を出すべきではありません。
ここでは、元人事の高尾さんが、不正が発覚した場合に企業がどのような判断をするのか、不合格やその後の選考への影響も含めて解説します。
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監視型の玉手箱で不正を疑われないための事前対策
監視型の玉手箱では、本人が正しく受検していても、周囲の環境やカメラに映る状況によっては不自然な行動ととらえられる可能性があります。
ここからは不正を疑われるリスクを減らすために、受検前に確認しておきたい3つのポイントを解説します。
受験時に慌てないために、事前に受検環境をチェックしておきましょう。
不自然な動きとして検知されやすい行動
疑われやすいのは、動きの大きさよりも問題を解く際のリズムです。
たとえば、解答に迷って視線を外し、その後すぐ答える。このリズムが何度も続くと引っかかる可能性があります。
不正を疑われないように電卓とメモは手元にまとめておきましょう。
顔がはっきり映る明るさ・画角にPC画面を調整する
あらかじめ動作確認をして顔がPC画面の中央付近に収まっているか、表情まで確認できる明るさになっているかなどを確認しましょう。
本人確認時に鮮明に顔が映っていないと、わざと顔を見せないようにしていると思われてしまう可能性があります。
特に、背後から強い光が入る逆光の状態では顔が暗く映りやすいため、注意が必要です。
受検中に姿勢が大きく崩れたり顔が画面外に出たりしないよう、自然な姿勢でも顔全体が映る位置に調整しておきましょう。
机の上には許可された物だけを置く
受検中に使用できるものはテストの形式により異なるため、事前に受検案内で持ち込み可能なものを確認しておきましょう。
たとえば、スマートフォンや参考書など、試験中に使用が認められていないものが手元にあると、実際に使っていなくてもカンニングと誤認される原因になります。
そのため、受検前は机の上を一度整理し、テスト中に必要のないものは手の届かない場所へ移しておきましょう。
周囲に人がいない静かな場所を確保する
受検中に家族や同居人の声が入ったりカメラに映り込んだりすると、外部とやり取りしているように見える原因になります。
そのため、受検の際はできるだけ音の入らない一人で過ごせる静かな部屋を選び、受検中は家族や同居人が入室しないよう事前に伝えておきましょう。
もし受検中に自宅で静かな場所を確保しにくい場合は、個室のレンタルスペースや防音設備のあるワークブースなどの利用がおすすめです。
監視型の玉手箱を受検するときの注意点
自宅での受検環境を整えていても、当日の行動で不自然な挙動と受け取られたり、思わぬトラブルにつながったりすることがあります。
そうならないためにも、いくつかの注意点を守って受検することが大切です。
ここからは、監視型の玉手箱を受検する際に特に注意したい3つのポイントを解説します。受検中に迷わず対応できるよう、ポイントを押さえておきましょう。
受検案内に記載されたルールを事前に確認する
受検案内には、使用できる端末やブラウザ、本人確認の方法など、さまざまなルールや注意事項が記載されています。
確認が不十分なまま受検を始めると、使用できないものを机に置いてしまったり、必要な設定を済ませていなかったりなど、円滑にテストが進まない原因になります。
案内が届いた時点で一度確認して、不明な点があれば、企業や受検案内に記載された問い合わせ先に連絡して解消しておきましょう。
受検中は不用意に席を離れない
監視型の玉手箱では、途中で席を離れる行為が不自然な行動として不正行為と見なされる可能性があります。
トイレや飲み物の準備など受検中に席を立つ原因になりそうなことは、できるだけ開始前に済ませておくことが大切です。
やむを得ず席を離れる必要が生じた場合は自己判断で動かず、受検案内に記載されたルールや指示に沿って対応し、不正と疑われるリスクを減らしましょう。
トラブルが起きた際は自己判断せず案内にしたがう
玉手箱に限らず、Webテストでは受検中に通信が途切れたり、カメラやブラウザが正常に動かなくなったりするなど、予期せぬトラブルが起こることがあります。
その際に、自己判断で画面を閉じたり何度も再読み込みしたりすると、受検状況を正しく確認できなくなる可能性があります。
まずは受検画面や案内メールに記載された方法を確認しましょう。
また、玉手箱では、受検画面の右上にFAQがあり、問い合わせフォームも用意されています。解決しない場合は、直接問い合わせすることも検討しましょう。
Webテストの専門家による受検時の注意点
受検前には、余裕を持ってログインし、カメラやマイク、通信環境が問題なく使えるか確認しておきましょう。
通知やポップアップが出ないよう不要なアプリは閉じ、PCも充電切れにならないよう電源につないでおくと安心です。
監視されていることを意識しすぎると緊張してしまうので、事前にルール通り環境を整えたら、あとは目の前の問題に集中してください。
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また本番形式になっているので、前もって本番の感覚をつかむことができますよ。
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監視型の玉手箱は事前準備が大切! 仕組みをよく理解して当日に備えよう!
この記事では、監視型の玉手箱を見分ける方法から事前準備のポイントまで幅広く紹介してきました。
監視システムは非常に精度が高く不正は必ず見抜かれます。自分の将来の選択肢を狭めてしまわないように正々堂々とテストに臨んでください。
これまでの努力を試験本番で発揮するためにも、不正を疑われるような行為を避け、ルールやマナーを守る姿勢を見せましょう。
アドバイザーからあなたにエール学生の公正性を守る仕組みになっている
監視型を導入することで、企業もお金や手間をかけることになります。
それでも導入する理由は、真面目に受けた学生が損をしないように公平性を守るためです。
そのため、監視型の玉手箱にマイナスな感情を抱くのではなく、しっかり自分の実力で判断してもらえると前向きに考えましょう。
集中力を高める環境を作り玉手箱を通過しよう
また、事前に受験環境を整えることは、高得点にもつながります。
玉手箱では、どれだけ速く問題を処理するかがカギとなるため、なるべく迷う時間を排除することが大切です。
「音は平気かな」「電卓は使えるのかな」そんな不安を残したままだと、100%集中できず、実力を発揮することができなくなります。
事前に案内をよく読み込んで机の上を整理しておくだけでも、問題を解くことに使える集中力が増しますよ。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi






プロのアドバイザーはこう分析!不正が発覚した時点で不合格はほぼ確定
キャリアコンサルタント
高尾 有沙
プロフィールを見る企業側が監視型の玉手箱を導入する最大の理由は「公平性の担保」です。
したがって、不正(カンニングや替え玉)が発覚した時点で、企業は一発で「不合格」の判断を下すのが一般的です。
能力以前に、コンプライアンス意識や倫理観が欠如しているとみなされるためです。
それだけでなく、採用担当者の間で「不正行為をした」という重大なネガティブ記録が残る可能性もあります。
グループ企業などでの再応募にも影響が出ないとは言い切れません。
将来の自分のために本来の実力で受検しよう
少しでも楽をしたいという出来心で、キャリアの選択肢を自ら潰してしまうのは非常に勿体ないことです。
「バレなければ良い」という考えは捨て、堂々と自分の実力で勝負しましょう。