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エントリーシートと履歴書の志望動機は同じでもOKですか?

エントリーシート(ES)と履歴書の志望動機欄を作成中なのですが、内容が同じでも問題ないのかお聞きしたいです。個人的には、同じ企業に提出するものだし、志望動機が全然違う方が良くないと思うので、同じでも問題ないと思っているのですが、企業から見て実際ありなのでしょうか?

もしダメな場合、別の切り口の志望動機を2つも思いつけるか自信がありません。ESと履歴書でどのように志望動機を書き分ければ良いのか、ポイントなどを教えてほしいです。よろしくお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント/メンタル心理カウンセラー

百田 千穂

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志望動機も段階的に熱意を示せるようにしてアピールしよう

私がおすすめめするのは、履歴書にはご自身のキャッチコピーとなるような短い文で、一目で魅力が伝わるように記載し、ESではPREP法などを用いて、結論、理由、具体例、結論という構成で、より具体的に説明すると良いでしょう。

内容をガラッと変えるのではなく、同じ内容でも伝える順番を変えるなど、切り口はさ多くあります。

複数の魅力は整理してわかりやすく!

もしアピールしたい魅力が複数ある場合は、私の提案としては、履歴書にはそれらを包括するようなタイトルを記載し、ESで各項目に分けて具体的に説明するという方法があります。

たとえば、履歴書には「貴社の〇〇という点に強くひかれました」という包括的なタイトルを記載し、ESでは「具体的には、1. 〇〇、2. △△、3. □□という3点に魅力を感じています」というように細分化し、それぞれについて説明を加える形です。

項目分けをしっかりおこない、簡潔でわかりやすい文章を心掛ければ、複数の魅力を効果的に伝えることができると私は思います。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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履歴書の志望動機は面接への「フック」と心得よう

私の考えでは、スペースに限りがある履歴書の志望動機は、面接でのコミュニケーションを円滑にし、より深い対話につなげるための「フック(きっかけ)」としてとらえるのが効果的です。

詳細な情報をすべて書ききるのではなく、面接官に「この点について、もっと詳しく聞いてみたい」と思わせるような、興味を引くキーワードを盛り込むのがポイントだと私は思います。

たとえば、「過去にお世話になった御社の製品〇〇(具体的な製品名は面接で話す前提)を取り扱っていた経験から、その理念に共感し……」といった形で、面接での会話の糸口を作るイメージです。

あるいは、「貴社で働く社員の人からうかがった〇〇という社風に魅力を感じたこと、また、過去に製品を使用した経験から貴社に強い愛着を持っていることなどが、主な志望理由です」というように、複数の理由の骨子を簡潔に列挙するのも良いと私は考えます。

企業・業界理解を土台に、熱意と姿勢を示そう!
もちろん、選考のフェーズや企業の文化によっては、履歴書の段階からより具体的に、熱意を込めて詳細に書いた方が良い場合もあります。

しかし、私が書類選考で一貫して重視する点は、応募者がその企業や業界についてきちんと理解しようと努めているか、その姿勢が示されているかどうかです。

たとえば、医療機器メーカーの選考にもかかわらず、食品業界に関する志望動機が書かれていたら、明らかに準備不足だと私は判断してしまいます。

BtoB企業なのかBtoC企業なのか、主力商材の単価はどの程度か、取り扱っている製品やサービスの幅はどれくらいか、主要なターゲット顧客はどの層か、といった基本的な企業情報を理解していることが文章から伝われば、まずは問題ないと私は考えています。

エントリーシートと履歴書の違いについて確認したい人は、以下の記事もあわせて確認してみてください。

エントリーシートと履歴書を両方提出する場合の書き方について知りたい人は、以下のQ&Aを参考にしてみてください。

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【Q1】具体的にやってみたい仕事とその理由
私は営業として、顧客のニーズに合った商品を売ること、さらに「より良いひととき」を感じられる空間を提供したいです。営業の仕事で、その商品に「より良いひととき」という付加価値を創造できる貴社ならではの提案に魅力を感じ、付加価値を最大まで引き出すことで貴社の利益に貢献したいと考えています。付加価値を提供するためには、顧客の隠れたニーズに対応することが必要だと考えます。それを引き出すために大切なものは「信頼」です。顧客を想い、信頼されてこそ些細なニーズに気づくことができます。フィリピンで公園を作った際は、現地の子供たちのニーズを把握し…続きはこちらから

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