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ガクチカになるアルバイトとしておすすめはありますか?

私は大学生で、現在アルバイトを探しているのですが、どうせなら就活で話すガクチカになるものを選びたいと思っています。具体的にどんなアルバイトなら強いガクチカを作れるのでしょうか?

単にアルバイトを長く続けるだけでもアピールになるのかも気になります。実際にガクチカを考えるときのために、作り方のコツも教えていただきたいです。アドバイスのほどよろしくお願いいたします。

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント/メンタル心理カウンセラー

百田 千穂

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3つの点から家庭教師がおすすめ

ガクチカに成り得るアルバイトとしておすすめなのは、家庭教師です。

理由は、3つあります。

①学習意欲
人に教えられるレベルまで「学習能力の向上」をはかれる人物

②思考整頓力
他者が理解に至るまでの「オーガナイズ力」と「言語選定力」

③指導力
人を引きつける「人間力」と「牽引力」

家庭教師のアルバイトでは、上記の力を企業に感じてもらいやすい傾向にあります。

進みたい分野に特化した分野もおすすめ! 継続すればアピールになる

もし、指導できる科目がない場合には、あなたの進みたい分野に特化したアルバイトを選定するのも有効です。

飲食業界であれば、飲食店でバイトリーダーになれるほどに貢献してみる。IT企業への就職を希望しているのであればWeb系の単発案件から始めてみるといった具合です。

いずれにしても、長く続けた経験は十分なアピールポイントとなります。

次の記事では、就活に有利なアルバイトを12個紹介しています。ぜひ併せて読んでみてください。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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バイト選びは「何を学ぶか」がなによりも重要

「このアルバイトが特におすすめ」と一概に申しあげるのは難しいですね。私がこれまで多くの学生のキャリアを見てきたなかで感じるのは、どのようなアルバイトであっても、そこから何を学び、どう成長につなげるかが、もっとも重要だということです。

たとえば理系の学生さんの場合、ご自身の専門分野、たとえばデータ関連やエンジニアリングに近いアルバイトを経験することは、専門知識を深め、実務への理解を促すうえで、就職活動でのアピールポイントになりやすいと私は思います。

しかし、私のこれまでの採用経験からしますと、専門スキルが高いだけでは十分ではありません。企業はコミュニケーション能力も非常に重視しています。

そのため、理系の学生さんであっても、飲食店のアルバイトなどで多様な人と接し、コミュニケーション能力やリーダーシップを磨く経験は、同様に高く評価される傾向にあります。専門性に加え、そういった汎用的なスキルもあわせてアピールできると良いでしょう。

職種問わず「主体的工夫」でどんな経験もガクチカになる

「人とあまり接しない仕事だとアピールしにくいのでは? 」というご心配もあるかもしれませんが、そんなことはありません。

たとえば、書類整理や会社の会計処理の補助といったバックオフィス系のアルバイトであっても、主体的に業務改善に取り組んだ経験は、十分に魅力的なガクチカになりえます。

実際にあった例でいいますと、ある学生は、スプレッドシートでおこなっていた顧客管理業務を、より効率的なSaaS(クラウド型のソフトウェアサービス)の管理システムを導入することで大幅に改善したという経験を語ってくれました。

このように、与えられた業務をこなすだけでなく、自ら課題を見つけ、工夫し、成果を出したという具体的なエピソードがあれば、職種を問わず高く評価されると私は考えています。

結局のところ、私が最も重視してほしいとお伝えしたいのは、「どのアルバイトを選んだか」ということよりも、「その経験を通じて、自分がどのように主体的に行動し、何を学び、どう成長したか」を、ご自身の言葉で具体的に語れることです。

どのようなアルバイトであっても、目的意識を持って主体的に取り組み、その経験をしっかりと振り返ることが、自己成長にも就職活動にもつながるはずです。

理系も文系も「専門

性+対人スキル」でアピールしよう

理系の場合、データサイエンス系、エンジニア系、工学系など、専門分野によって求められるスキルセットは異なりますが、基本的にはご自身が志望する職種や業界に近いアルバイト経験があると、専門知識や適性をアピールしやすいと私は思います。

一方で、専門スキルが高くても、コミュニケーション能力が著しく低い人を積極的に採用したいと考える企業は稀だと私は感じています。そのため、たとえ理系学生の就職活動であっても、たとえば飲食店のアルバイトなどで培ったコミュニケーション能力やリーダーシップといった汎用的なスキルも十分に評価されます。

私の見解では、理系の場合は、自身の専門スキルに加えて、そういった対人スキルやチームワーク力をバランス良くアピールできると、より魅力的な人材として映るでしょう。

理系の就活について知りたい人は、次の記事をチェックしてみましょう。

時間がない人におすすめ!
ツールを使えば、ガクチカが3分で完成します

学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)は、自己PRや志望動機と差別化するのが重要です。とは言え、ガクチカで話せるネタがなく悩む人も多いでしょう。

そこで活用したいのが「ガクチカ作成ツール」です。このツールを使えば、簡単な質問に答えていくだけ採用担当者に魅力が伝わるガクチカが完成します。

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 ツールで作成した例文 
私はサッカー部で「東京都のリーグ1位」を目標に活動していました。リーグ戦ではチームの士気が下がり、なかなか勝ちを収められなくなることもありました。そこで私はチームを分析し、競争意識の低下が課題だと推測し、主将とともに「日替わりで指定された部員がその日のMVPを発表する」活動を導入しました。すると、チーム内に競争意識が芽生えると同時に、MVP発表時だけではなくプレー中にも仲間同士を褒めあうようになりました。結果として目標に届きませんでしたが、入部以来最高の3位でリーグ戦を終えることができました。これは、互いを鼓舞する雰囲気ができたことで、チームがひとつにまとまった結果だと思います。サッカー部の活動を通してひとつの目標にむかっていくむずかしさ、楽しさを学ぶことができました。それを教えてくれた仲間はかけがえのない宝物です。社会に出た後も、よりよい組織づくりのだめに自ら考え、行動していくつもりです。

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