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マイペースな短所はどう改善すれば良いでしょうか?
27卒の就活生です。私の短所はマイペースなところだと自覚しているのですが、具体的にどう改善していけば良いのかわかりません。
面接練習のフィードバックで、ただ「マイペースなところです」と短所を答えるだけではなく、それを改善するために具体的に取り組んでいることを伝えたほうが良いと言われました。
しかし、改善方法や、面接官に納得してもらえる伝え方などが思いつかないため、アドバイスをいただけないでしょうか? よろしくお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
マイペースは短所ではない! 自分自身のとらえ方を変えてみよう
そもそも私は、「マイペース」を短所ととらえて無理に改善しようとする必要はないと考えています。それよりも、自分のとらえ方を変えるほうが建設的です。
面接で伝える際には、まず「マイペース」を短所だと思わないでください。そのうえで、なぜ「マイペース」だと感じているのかを説明しましょう。
たとえば「一人でじっくり作業を進めたい」ということであれば、なぜその進め方が良いと思っているのか伝えるイメージです。
マイペースながらも周囲と協調できることを示してマイナス評価を回避
そのうえで、マイペースが理由でトラブルが起きてしまうことを自覚しているのであれば、対処法も同時に伝えてください。
「しかし最近は、マイペースがゆえに問題が発生することもあるとわかったので、〇〇の場面ではメンバーと進捗を共有するようにしています」といったように、周囲と協調できることを伝えられれば良いと思います。
その際、ゼミなどで複数人と協力した経験などを例に挙げてみてください。マイペースは単なる特性で、それを活かしながら、どうリスクを回避しているのかを説明するようにしましょう。
一方、マイペースなところを長所として伝える場合は、「周りの意見に流されず、自分のパフォーマンスがもっとも上がる仕事の進め方を理解している」「自分の仕事の進め方を確立している」といった表現がおすすめですよ。
マイペースさがいつ・どこで短所や長所になるのかを分析してみよう
マイペースな点を、短所としてどのように改善すれば良いかという質問ですね。そもそも「マイペース」という特性は、見方や状況によって短所にも長所にもなるものだと私は考えています。
たとえば、周囲との協調性を欠いて、締め切りを考慮せずに自分のペースを優先してしまうのであれば、それは改善すべき短所といえるかもしれません。
しかし一方で、期日や目標から逆算して計画を立て、周囲に流されずに自分のペースで着実に物事を進められるのであれば、それは「計画性がある」「着実性がある」といった素晴らしい長所になります。
説得力を高めるには短所・長所になる点を同時に伝えることが鍵
まずは、マイペースさがどのような場面で短所として現れ、どのような場面ではむしろ良い方向に作用するのかを、客観的に自己分析して理解することが大切です。
そのうえで、短所として改善したい点については具体的な改善策を考えてみてください。それと同時に、長所として活かせる側面は自信を持ってアピールしていくようにしましょう。
面接などで短所について話す際には、以下の例文のような伝え方を意識すると望ましいです。
「私にはマイペースな一面があり、ときに周囲と足並みが揃わないこともあります。この点は、〇〇を意識して改善に取り組んでいます。一方で、この特性は、△△の場面では計画的に物事を進める力として活かせると考えています」
短所を改善する姿勢、一方で長所として作用する場面があるという点を具体的に伝えると、面接官も納得できる内容になりますよ。
次の記事では、面接で短所を聞かれた際に「マイペース」と回答するときの伝え方を解説しています。マイナスイメージを与えずに、好印象に変えるコツを知りたい人はぜひ読んでみましょう。
こちらの記事でも面接の印象を良くする短所の伝え方のコツを解説しています。例文も紹介しているので、参考にしてみてください。
以下のQ&Aではマイペースな人に向いている仕事をキャリアコンサルタントが回答しています。マイペースな人は、ぜひチェックしてみてください。
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