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インターンのグループワークでいつもうまく話せないので悩んでいます。
インターンのグループワークで、いつも思うように発言できず悩んでいます。良い意見が思い浮かばなかったり、発言するタイミングを逃してしまったりして、結局ほとんど何も話せないまま終わってしまうことが多いです。
周りの参加者がどんどん意見を言う中で焦ってしまい、さらに言葉が出てこなくなってしまいます。そのため、話せないことで企業に積極性がないと思われてしまうのではないかと不安です。
インターンのグループワークでうまく話せない場合、少しでも自分の意見を伝えられるようになるための考え方や具体的な方法があれば教えてください。また、発言する以外に、グループワークで貢献できることはありますか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
グループワークは発言の多さではなく全体のバランスが重視される
まず初めに知っておいていただきたいのは、「たくさん話せる人=優秀な人」というわけでは決してない、ということです。
私のこれまでの経験上、グループワークやグループディスカッションにおいては、グループ全体のバランスというものが非常に重要になってくるということを伝えておきます。
そのため、話せないからというだけで不安になる必要はないのです。
企業が求める点を認識して自分自身の特性で貢献しよう
話すことがあまり得意でないということであれば、たとえば以下のような形で貢献ができるかと思います。誰かの意見に同調したり、あるいは自身の考えを少し添えて補足したりするのも一つの手です。
また、聞き役に徹し、議論が円滑に進むように配慮したり、書記など、全体の意見をまとめる役割を自ら買って出たりするというのも、とても素晴らしい貢献だと私は思います。
そもそも「自分が、自分が」と前に出過ぎる人は、かえって悪目立ちしてしまう場合もあるのです。無理にたくさん話そうとしなくても、人の話を真摯に聞くことができる「聞き上手」であることは、むしろ評価につなげられる場合もあります。
全体のバランスを見ながら、ここぞという場面で的確な発言ができる人は、むしろ強い印象を残るものです。自身の特性を活かして参加することを大切にしてくださいね。
ただし、企業がどのような人材を求めているかによって、評価のポイントは変わってきます。たとえば、積極的に前に出て発言する行動力のある人材を求めている企業であれば、やはり発言量の多い人が評価される可能性はあります。
自信の特性を活かしつつ、企業が求めるポイントを理解して、グループ全体のバランスを良くすることを意識して臨みましょう。
グループワークで話せないなら進行役を担当してみるのもあり
いろいろなグループワークがあるので一概には言えませんが、私自身も講師としてグループワークの進行役を務めることが多いのですが、一番助かるのは、グループのなかに進行役をしてくれる人がいることです。
最後の「グループで貢献できることはありますか? 」という質問にもつながりますが、もし自分の意見を率先して言えないのであれば、進行役を買って出てみてはいかがでしょうか。
「私が進行役をしますので、ご指名順でよろしいですか? 」などと仕切り役をやってみるのです。「では右回りでお願いします。〇〇さんはどうですか? 」というように。
進行役がいると本当に助かるので、企業からの評価もプラスになると思いますよ。グループワークでは多くの人が遠慮がちになり、話し合いを円滑に進めてくれる人材は貴重だと思うので、ぜひチャレンジしてみてください。
伝えたいことがまとまらないときは正直に伝えるのも一つの手
そして、グループワークでやってはいけないのが、上手く話せないからと無言で時間を過ごしてしまうことです。そういう人がいると、どんどん時間が過ぎていってしまいます。
そうであれば、「考え中なので後で発言させてください」と言うことが大事です。「すみません、今ちょっと上手くまとまらないので、後から発言してもよろしいですか? 」と伝えれば、周りも理解してくれます。
話せないなら話せないと素直に伝えることも、グループワークを円滑に進めていくなかでは良い対処法の一つだと思いますよ。
こちらの記事では、インターンのグループワークの流れや成功の秘訣を解説しています。役割分担についても詳しく説明しているので、参考にしてみてください。
グループワークのコツは以下の記事でも解説しています。企業が見ている評価ポイントも説明しているので、チェックしておきましょう。
こちらのQ&Aでもグループディスカッションで上手く話せないという相談にキャリアコンサルタントが回答しています。
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