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就活で業界を絞らないのはありですか?

私は特に業界を絞らずに就活をおこなっているのですが、これが就活の進め方として正解なのかどうか気になったので、質問してみました。

まだ自分のやりたいことが明確ではなく、興味のある業界もいくつかあって絞り切れていません。

そのため、幅広く業界を見ているのですが、周りの友人はもう志望する業界を絞ってインターンシップに参加したり、企業研究を深く進めているので、このままでは選考がうまくいかないかもと心配になってきました。

もし業界を絞らない進め方があまり良くない場合、どのように業界を絞っていけば良いでしょうか? また、今からでもできる業界研究の方法や、幅広い視野を持ちながら就活を進めるためのコツなど、何かアドバイスをいただけると嬉しいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

富岡 順子

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やりたいことが未定なら就活を通して業界を絞っていこう

就活で業界を絞らないこと自体はありだと私は思います。

本当に自分がやりたいことが明確に決まっているのであれば絞っても良いと思いますが、私が見てきたなかでは、学生の時点でそこまで絞れている人のほうが珍しかったですね。

説明会や面接などでさまざまな人の話を聞いたり、自分のやりたいことと合致する企業を照らし合わせたりすることがあると思います。

そういった働く人との出会いのなかで気づく機会は多いため、業界を絞らない選択も有効だと私は考えています。

自分の興味を軸にして徐々に業界を絞り込んでいこう

企業研究を進める際に、多くの業界を見ていると不安になることもあるかと思います。しかし、結局のところ、自分の興味のある業界にある程度は絞られてくると私は思います。まったく興味のない業界の会社を受けるということはまれなのです。

日常生活のなかで身近に感じる業界を中心にいくつか選んで研究すれば、それほど大変ではないと思います。

絞らないとは言っても、ある程度自分の興味のある分野で絞り込み、企業研究を進めるなかでさらに細かい興味を見つけていく、というイメージで進めるのが効果的です。すべての業界を網羅的に受ける人は多くありません。

また、たとえば地方でのUターン就職を希望する場合などでは、地域というフィルターがかかることで、自ずと進む業界もある程度絞られてくるのです。

自分の地元で働きたい会社や業界がいくつか見えてくれば、それらの中から自分に合った業界を比較検討しやすくなりますよ。

キャリアコンサルタント/むらや社労士事務所代表

村谷 洋子

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最初は絞らなくてもOK! 自分の興味を軸に業界を探していこう

個人的には、今の段階で業界を絞らずに進めるのは悪くないと思います。就活そのものが「自分の軸」を見つけていくプロセスでもあるのです。

まずは、自分自身の興味があることや、得意なことが活かせそうなことを軸に、業界を絞らずにさまざまな企業に応募してみるのは一つの選択肢だと思います。

私自身も、アルバイトを通じて人とかかわる仕事が自分に合っていると感じ、それを軸にtoCの企業を中心に就活をおこないましたが、業界はさまざまでした。

自己分析をおこない、「自分に向いている業界はどこか」について考えるなかで、自分が大事にしたい価値観や、やってみたい仕事の特徴に着目してみると、自然と目指す方向性が見えてくるはずです。

あらゆる業界を調べて興味があれば徐々に軸を絞っていこう

業界研究の方法としては、就職四季報業界地図、就活サイトの業界解説ページや業界団体のサイトなどを活用したり、合同説明会やOB・OG訪問などで社員の声に触れてみたりするのもおすすめです。

「この仕事、ちょっと面白そう」と思えるかどうかを手がかりに、少しずつ業界や仕事の軸を固めていきましょう。

焦らなくて大丈夫です。視野を広く持つ姿勢は、今の時期だからこそできる大切な経験だと私は思います。

以下の記事では業界を絞るメリットやデメリット、業界を絞ったほうが良い人と絞らないほうが良い人の特徴を解説しています。併せて参考にしてみてください。

「そもそも業界って何だろう? 」「業種や職種、業態との違いは? 」と疑問に思う人もいると思います。こちらの記事では業界の意味や就活で押さえるべき8大業界、業界研修の進め方を解説しているのでチェックしてみましょう。

こちらの記事では業界一覧とそれぞれの特徴を詳しく解説しています。業界理解を深めたい人は参考にしてみてください。

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