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面接で苦手な科目の答え方を教えてください。
就職活動の面接で、学生時代に苦手だった科目のことについて聞かれた場合、どのように答えるのが良いのでしょうか?
正直に「これが苦手でした」と答えるのは印象が悪い気がしますし、かといって嘘をつくのも気が引けます。もし深掘りされたら、うまく答えられる自信もありません。
苦手な科目について聞かれた際の、正直かつ面接官に納得してもらえるような伝え方はありますか? また、そうした質問を通して面接官は何を知りたいのでしょうか? 具体的な回答例や、話すうえでの注意点などがあれば教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
苦手な科目にどう向き合って何を得たのか答えよう
面接で「学生時代に苦手だった科目は何ですか? 」と聞かれた場合の答え方ですね。
まず大切なのは、面接官がなぜそのような質問をするのか、その質問の意図を考えることです。この質問を通じて面接官が見たいのは、おそらく、「あなたが苦手なことや困難な課題に対して、どのように向き合い、どのように対処してきたか」というプロセスや姿勢だと思います。
単に「○○が苦手でした」と答えるだけでは、ネガティブな印象で終わってしまいます。重要なのは、その苦手な科目に対して、具体的にどのような努力をしたのか、どのような工夫をしたのか、そしてその経験から何を学んだのかを伝えることです。
前向きに取り組む姿勢や得た教訓を話すことが高評価の鍵
たとえば「数学の○○という分野が苦手でしたが、毎日放課後に先生に質問に行ったり、得意な友人に教えてもらったりしたことで、最終的には試験で平均点を取れるようになりました。この経験から、苦手なことでも諦めずに努力し続けることの大切さを学びました」といった具合です。
苦手なことに対する真摯な取り組みや、そこから得た教訓を前向きに語ることで、あなたの課題解決能力や成長力をアピールすることにつながります。
苦手科目への自分なりの向き合い方や乗り越え方を伝えよう
苦手な科目は素直に答えても問題ありません。大切なのは、その苦手にどう向き合ったのかを伝えることです。
面接官は、あなたが苦手なことや課題に直面したときに、どのように乗り越えようとする人材なのかを知りたいと思っています。
苦手な科目がまったくないという人はめったにいません。苦手だった科目を正直に伝えたうえで、どのように向き合ったか、どう工夫したか、そしてその結果として最後まで授業を受けた、単位を取得したなどの具体的な結果まで伝えましょう。
壁に直面した際に、どのように苦労し、それを乗り越えようとしたのかを具体的に伝えることをおすすめします。
苦手科目と向き合えていなければ反省と改善の姿勢を示そう
苦手な科目にあまり向き合ってこなかった場合は、その点について反省している旨を伝えられると良いですね。
たとえば、プログラミングの授業が難しくてついていけず単位を落としてしまい、今思うと「あのときしっかり学んでおけば良かった」と反省していると仮定します。
そういった場合、「これから同様の課題に直面した際には、まずは真摯に取り組み、努力することが必要だと考えています。」といった形で反省の弁を述べましょう。
その経験から学んだことや、現在どのように改善しようと努めているかを伝え、リカバリーできていることを示すことが大切です。
面接で「苦手なこと」を聞かれて回答に迷う場合もあるかと思います。以下の記事では、「苦手なこと」の回答内容が思い浮かばない場合の対処法を解説しています。回答例も紹介しているので、参考にしてみてください。
次の記事では苦手なこと一覧をまとめています。好印象を残す答え方も解説しているので、併せてチェックしておきましょう。
こちらのQ&Aでは、数学が不得意であることをどのように伝えれば良いかをキャリアコンサルタントが回答しています。
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