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転職の自己PRでコミュニケーション能力をアピールしても良いですか?

転職活動の自己PRで、自分の強みである「コミュニケーション能力」をアピールしたいのですが、どのように伝えれば採用担当者に響くでしょうか?

前職では、チーム内での連携や顧客との交渉を通じて、コミュニケーション能力を発揮してきました。しかし、これらの経験を自己PRでどのように表現すれば、私の強みがより効果的に伝わるのか悩んでいます。

転職活動でのコミュニケーション能力のアピール方法について、キャリアコンサルタントの方からのアドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント/高校教諭一種 保健体育

徳田 このみ

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自己PRは具体性が最重要! どんなコミュニケーション能力なのかを示そう

まず、「コミュニケーション能力」という言葉は、もっとも使いやすい反面、もっとも漠然とした強みでもあります。

そのため、安易に自己PRで使うのは、かえってあなたの魅力が伝わりにくくなる可能性があり、注意が必要です。

アピールする際は、まず自分の中で「何を以て、自分にはコミュニケーション能力があるといえるのか」を定義し、具体化することから始めましょう。

質問にある「チーム内での連携」や「顧客との交渉」といった経験も、そこで具体的にどのような行動を取り、どう成果につなげたのかを語れなければ、説得力に欠けてしまいます。自己PRでもっとも重要なのは「具体性」なのです。

能力を発揮した経験をもとに別の強みに言い換えるのもおすすめ

また、コミュニケーション能力は漠然とした強みだからこそ、別の言葉に言い換えるのが非常に有効です。

たとえば、質問者さんの持つ「チーム内での連携や顧客との交渉」という経験からは、以下のような具体的なスキルをアピールできると思います。

・高度な調整能力: 複数の関係者の意見やスケジュールを調整し、プロジェクトを円滑に進めた能力
・計画推進力: 目標達成のために計画を立て、周りを巻き込みながら実行に移した能力

採用担当者の立場からしても、漠然と「コミュニケーション能力があります」と言われるより、上記のように何か1つでも具体的な能力に落とし込んで答えてくれるほうが、あなたの強みが明確にイメージでき、印象に残りやすくなります。

国家資格キャリアコンサルタント

馬場 岳

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転職の場でもコミュニケーション能力は武器になる!

転職活動ではぜひ、コミュニケーション能力をアピールしてください。

ただ、コミュニケーション能力だけだとほかの応募者のアピール内容に埋もれてしまうので、どのような場面でコミュニケーション能力を発揮したのかを具体的に説明し、その能力に具体的な名前を付けると良いと考えます。

状況に応じた「〇〇力」でコミュニケーション能力をわかりやすく伝えよう

たとえば、複数の関係者の意見を調整したのであれば、「調整力」と言い換えられます。

1対1のコミュニケーションが得意なのか、1対複数のコミュニケーションが得意なのかによっても言葉は変わってきます。

自分自身のコミュニケーション能力がどのような状況で発揮されているのかを分析し、より具体的な言葉に置き換えることで、その人らしいアピールポイントになります。

コミュニケーション能力を自己PRでアピールしようと考えている人は、以下の記事も確認してみてください。効果的にアピールするコツを例文と一緒に解説しています。

次の記事ではコミュニケーション能力の言い換え例文を紹介しています。ライバルと差別化して魅力的な自己PRとするために、ぜひ参考にしてみてくださいね。

企業ではどのようなコミュニケーション能力が求められているのかが気になる人は、以下のQ&Aもチェックしておきましょう。

時間がない人におすすめ!
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 (リーダーシップが強みの場合) 
私はリーダーシップを発揮できる人材です。学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。サークル長を務めていたフットボールサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携を取り切れていないことが問題でした。そこで、大学生側に掛け合い週に2回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声掛けを行いました。さらに週末明けに今週の活動の詳細をメンバーに配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしていきたいと考えております。

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