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就活はどうにかなると思いますか?
就職活動がなかなかうまくいかず、焦りや不安を感じています。ただこれまでの人生、どんなことも最後はなるようになってきたので、流れに身を任せている自分もいるのが正直なところです。
もちろん、最終的には何らかの道が開けるのかもしれませんが、このまま何もせずにいても本当に大丈夫なのかという気持ちもあります。
「どうにかなる」と言われるのは、どのような理由からなのでしょうか? 過去の就活生の状況や、現在の求人状況などを踏まえて、もう少し具体的な説明を聞きたいです。
また、「どうにかする」ために、今自分ができることは何でしょうか? 漠然とした不安を解消し、前向きに就職活動に取り組むためのアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
どうにかしようとすればどうにかなる! 軸を持ったうえで進めていこう
「就活はどうにかなるか」という質問の答えは「なる」です。
とはいえ、何もせずともうまくいくことはありません。結果的には自身で「どうにかする」ものだと理解しておきましょう。
現在大学3年生とのことなので、まだ十分に時間はあります。あまり不安を感じる必要はありません。
就活を成功させるうえで一番大切なことは、まず「就職の軸」をしっかり作ることです。
どの業界、どの企業を選ぶかという話の前に、「社会に出て何をしたいのか」「将来どのような人になりたいのか」といった根本的な部分を考えることから始めるべきだと思います。
自身の目標を明確に定めている人のほうが、たとえ途中で思っていたことと違う道に進んだとしても、柔軟に路線変更がしやすいものです。
日常的に喜びを感じることから軸を見つけるのもおすすめ
どうしても自分が何をしたいかわからない人は、もう少し簡単に考えてみましょう。
たとえば、「自分はどんな時に喜びを感じるのか」を考えた時に「人に何かしてあげてありがとうと直接言われたら嬉しい」と感じるタイプの人と「直接ではなく間接的に感謝の気持ちを受け取れると嬉しい」と感じるタイプの人に分かれると思います。
この答えが直接言われる方が嬉しいというタイプの人には、営業職や接客販売、サービス業などに適性があると導き出せるのです。また、間接的で良いという人であれば、インフラ系の仕事が向いているのではないでしょうか。
こうした視点から自分の軸を見つけるのも一つの方法としておすすめです。
「どうにかなる」の裏側には見えない努力が隠されている
就職活動が思うように進まず、焦りや不安を感じているのですね。
「どうにかなる」という言葉に期待しつつも、本当に大丈夫だろうかと心配になる気持ちはとてもよくわかります。
まず伝えたいのは、今うまくいっていないと感じていたとしても、あなたがこれまで就職活動に真摯に取り組んできた行動は紛れもない事実であるということです。
その一つひとつの経験こそが、未来の「どうにかなる」状況を作り出すための大切な糧になっています。その事実は忘れないようにしましょう。
「どうにかなる」と言葉にする人や、実際に「どうにかなってきた」経験を持つ人の多くは、実は見えないところで何かしらの行動を積み重ねているものなのです。
流れに身を任せることも時には必要ですが、ただ待っているだけでは状況は変わりにくいかもしれません。
自分は何に不安を感じているのかを整理して具体的な行動に移していこう
もし、今の漠然とした不安を解消し、「どうにかしたい」と強く願うのであれば、まずは「自分にとって、どのような状態になれば安心できるのか」を具体的に考えてみましょう。
そして次に、「その安心感を得るためには、今何をすれば良いのか」を自身の言葉で明確にして、具体的な行動に移していくことが、前向きに進むための最も確実な一歩となるのです。
焦らず、自身のペースで、できることから始めてみてください。 あなたの行動が、必ず未来を切り拓く力になります。
就活に漠然とした不安を抱えている人は、こちらの記事を読んでみましょう。就活の不安を軽くする考え方も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
就活に焦りを感じている人は、以下の記事もおすすめです。内定に近づく考え方を解説しているので、チェックしてみてください。
以下のQ&Aでは、就活の正しい始め方についてキャリアコンサルタントが回答しています。何から手を付けたら良いかわからない人は、併せて確認してみてください。