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SHLテストはやはり難しいですか?
就職活動でSHLのテストを受ける予定なのですが、周りの友人から「結構難しい」という話を聞いて不安になっています。
具体的に、SHLのテストはどのような点が難しいと感じる人が多いのでしょうか? 問題の傾向、時間制限、問題文の読みにくさなど、気になるポイントを教えていただきたいです。また、実際に受験された方が、どのように対策を進めたかも知りたいです。
専門家の方から、SHLテスト対策のポイントや、難易度に対応するための具体的な勉強法についてアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
時間の短さや問題の独特さが難しさの理由
SHLテストは、就職活動のなかでも難易度が高めと感じる人が多い適性検査です。実際にSPIより難しいと言われる理由には、問題形式の特殊性・厳しい時間制限・読解や処理スピードへの要求の高さがあります。
SHLテストが難関とされる最大の理由は、1問あたりの制限時間が数十秒〜1分以内と非常に短く、時間との戦いになる点です。さらに、問題文が長く、選択肢も似た内容が並ぶため、読み取りと判断に時間がかかる傾向があります。
また、出題形式に慣れていないとルールの理解に時間を取られ、戸惑いやすいというのも大きな要因です。SPIと同じ感覚で臨むと、時間切れで問題を解ききれないケースも多く見られます。
加えて、試験全体の制限時間が約30分と短いことや、問題の把握そのものが難しいことも、難易度を高くしている理由の一つです。
制限時間と形式に慣れることが突破の第一歩
繰り返し問題を解くことが、SHLテスト攻略の一番の近道です。問題集を購入して出題形式を掴み、タイマーを使用するなどして時間に慣れることが重要だと言えます。
苦手分野があるのであれば、繰り返して苦手分野を克服するようにしましょう。
難易度に対して制限時間が短いため徹底的な対策が必要
SHLとは、日本エス・エイチ・エル社が提供している適性検査を指します。つまり、WebGAB、GAB、WebCAB、CAB、玉手箱などの総称です。
SPIは、基礎的な学力を問うテストであり、比較的簡単な問題をスピーディーに解いていく形式です。もちろん、事前の対策は必要ではあるものの、出題内容は中学・高校レベルであり、難易度はそれほど高くありません。
一方でSHLは、長文読解・図表問題・暗号・法則性といった、普段あまり見慣れない問題が多く出題されます。そのため、十分な準備が不可欠です。
さらに、問題数に対して制限時間が極端に短いため、1問にかけられる時間はごくわずかです。限られた時間内で、解ける問題から確実に取り組むという基本を徹底する必要があります。
たとえば、G-GABでは電卓の使用が不可で、計数問題29問を15分で解く必要があります。ここでは、スピードと正確さの両立が求められます。
また、言語分野では、数百文字の文章を読んだうえで「論理的に正しいか」「誤っているか」「どちらとも判断できないか」といった設問が出され、読解力と論理的思考力が試される内容となっています。
出題形式と制限時間の特性を知って繰り返し演習を重ねよう
玉手箱の場合は、さらに出題範囲も広くなります。玉手箱の方が導入企業も多いため、試験前にはかなりの時間をかけて準備をしなければなりません。問題集を繰り返し解くようにしましょう。
以下の記事ではSHLテストの出題内容や対策方法などを網羅的に解説しています。これからSHLテストを受検する予定があり、少しでも不安を抱えている人は一度目を通しておきましょう。
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