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短所を「人に頼れない」と伝えるのは避けるべきですか?
就職活動で自己PRを作成しているのですが、自分の短所として「人に頼れない」という点を挙げようか悩んでいます。
周りの友人からは「もっと人に頼っても良いんじゃない?」と言われることが多いです。自分でもそうすべきだとは思うのですが、なかなか人に頼ることができません。
人に頼るくらいなら自分でやったほうが早いと思ってしまうし、人に迷惑をかけるのではないかという不安もあります。
面接などで短所を聞かれた際に「人に頼れない」と答えるのは、やはり印象が悪いでしょうか? もし答えるとしたら、どのように伝えれば良いか教えてほしいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
伝え方次第で長所になる! 伝え方を工夫してポジティブな印象に変えよう
「人に頼れない」という点は、面接などで正直に伝えてまったく問題ありません。むしろ長所としてアピールすることも可能だと思います。
ただし、その伝え方には工夫が必要です。「短所」という言葉のとらえ方と、それをどのように表現するかが重要となるでしょう。
正直に伝えることが基本ですが、単に「人に頼れません」と伝えるだけでは、ネガティブな印象を与えかねません。
そうではなく、前向きな側面を付け加えて表現することが重要です。
短所を伝えるときは前向きな改善意欲をセットで伝えることで成長可能性を示せる
たとえば、「私の短所は、人に頼るのがあまり上手ではない点かもしれません」と最初に短所を端的に伝えます。
そのうえで、「しかし、それは一方で、投げ出さない責任感の強さや、自分で何とかしようとする粘り強さの表れでもあると自負しております」とポジティブな一面を伝えましょう。
そして最後に、「今後は周囲と適切に協調し、チームとして成果を最大化できるよう、意識して改善していきたいと考えております」というように、前向きな改善意欲を表現することができれば、成長の可能性を感じさせるアピールにつながります。
このように、短所を認めたうえで、それが持つポジティブな側面や、そこから得られる学び、成長意欲などを同時に伝えることで、面接官に与える印象は大きく変わるのです。
同じ内容でも、表現の仕方一つで受け取られ方がまったく異なるということを意識し、自身の言葉で前向きに伝えられるように準備しておきましょう。
事実を伝えるだけではもったいない! 改善点も盛り込んで前向きに伝えよう
責任感が強く、何事も自身でやり遂げようとする素晴らしい一面を持っているのですね。
面接で短所を伝える際に重要なのは、単に「人に頼れない」という事実だけを述べて終わらないということです。
そこで終わってしまうと、ただ短所として面接官に伝わってしまいます。
その特性がなぜ生じるのか、そしてその短所に対して自身がどのように向き合い、改善しようと努力しているのかを具体的に併せて伝えることを意識しましょう。
自己PRに転換可能! 言い換えて強みとして伝えよう
たとえば、「私は責任感が強いため、つい一人で仕事を抱え込んでしまい、結果として周囲に頼ることが苦手な側面があります」と自身が理解している性格を伝えます。
その後に、「しかし、それではチームのパフォーマンス向上につながらないことに気づき、最近では意識して業務の進捗状況を周囲に共有したり、課題に直面した際には早めに相談したりするなど、積極的に協力を得られるように心掛けています」といった形で伝えましょう。
このように、自己分析と具体的な改善努力を伝えることができれば、むしろ誠実さや成長意欲をアピールすることができます。
「人に頼れない」という表現を避けたいのであれば、「一人で抱え込みがち」「周囲を巻き込むのが苦手な場合がある」といった言い換えも可能ですが、本質は同じです。
その短所をどのように長所に転換しようとしているか、あるいはその短所から何を学び、どう活かそうとしているかを示しましょう。
こちらの記事では面接での短所や長所の伝え方を解説しています。魅力的な回答になるコツも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
短所の一覧とそれぞれの回答例文は、以下の記事で詳しく解説しています。「抱え込みやすい」短所の伝え方についても紹介しているので、参考にしてみましょう。
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