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自己PRで中学時代のエピソードを話すのはありですか?
自己PRを考えているのですが、大学時代に強いエピソードが見つからず、中学時代の部活動や生徒会での経験を取り上げようと思っています。就活の自己PRで、中学時代のエピソードを話すのは一般的にどう評価されるのでしょうか?
大学入学以降の経験のほうが評価されやすいということを友人が言っていたので、このまま作成を進めて良いのか不安です。
もし中学時代の出来事を自己PRに使うとしたら、どのような工夫をすれば「古い話」として片付けられず、自分の強みとしてしっかり伝えられるでしょうか?
話の切り口や構成、気を付けるべきポイントなど、アドバイスをいただけると助かります。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
中学のエピソードは古い印象を与える可能性も! 伝える際は一工夫必要
自己PRで中学時代のエピソードを話すことについてですね。
個人的な意見としては、中学時代のエピソードは、現在の自身をアピールするには少し時間が経ちすぎているかな、という印象を受けます。
私自身が採用面接官を担当していた際にも、中学時代のエピソードを話し始める人がいました。
しかし、その際には「もう少し最近のご経験についてもお聞かせいただけますか?」と、大学時代や直近の活動について聞くことが多かったです。
今の自分を形作る「原点」として語ろう! 成長の過程を示すと納得感につながる
あまりにも昔のエピソードですと、面接官によっては「最近は特にアピールできるような経験をしてこなかったのだろうか」という印象を抱いてしまう可能性があります。
また、中学時代と現在では、自身の考え方や価値観、性格などが大きく変化していることも十分に考えられるため、やはり直近の経験から自身の人となりや強みを伝えるほうが、より説得力が増すでしょう。
それでも、どうしても中学時代のエピソードが自身にとって非常に重要で、現在の自分を形成するうえで欠かせない経験だと考えているのであれば、伝え方を工夫することで、面接官に効果的にアピールすることも可能です。
たとえば、まずは大学時代や最近の経験について話し、そのうえで「実は、今お話しした経験の原点となっているのが、中学時代の生徒会活動での経験でして……」といったように、現在の経験と過去の経験をつなげて話す方法があります。
そうすることで、単に昔の話をするのではなく、過去の経験が現在の自分にどう活きているのかを具体的に示すことができ、面接官にも違和感なく受け入れてもらいやすくなるはずです。
中学時代のエピソードは伝え方次第で魅力的なアピールになる
中学時代のエピソードを自己PRに使う場合、単独でアピールするのではなく、高校や大学時代など、より最近の経験と組み合わせることがお勧めです。
中学時代の経験だけをアピールするのは、一般的には避けたほうが無難かもしれません。
なぜなら、企業が評価したいのは、大学時代などの直近の自身の経験やそこから得た成長だからです。
とはいえ、中学時代の経験が現在のあなた自身に強く影響を与えていたり、一貫した強みや価値観を示すうえで有効だったりするのであれば、他のエピソードと組み合わせることで「一貫性」を主張できるため、伝えること自体はありだと思います。
これまでの道のりを示すのが必須! 現在の自分へとつなげて話そう
エピソードが古い場合の工夫としては、中学時代の経験をベースとして、大学時代にその経験や学びをどのように活かし、どのような結果につなげることができたのか、という点を明確につなげて伝えるようにしましょう。
たとえば、「中学時代に〇〇という活動をおこない、〇〇という成果を出しました。このとき培った〇〇という能力を、大学時代の△△という活動でも活かし、□□という成果を出すことができました」といったように、過去の経験と現在の自分とを関連付けることで、エピソードの説得力をより強化できます。
注意点としては、なぜあえて中学時代のエピソードを選ぶのか、その理由を面接官に納得してもらえるように説明できるようにしておくことが大切です。
単に「印象的だったから」というだけでは不十分でしょう。
そして、話の内容や話し方によっては、やや幼い印象を与えてしまう可能性も考慮し、社会人としての適性を感じてもらえるような言葉遣いや構成を心掛ける工夫も必要です。
自己PRの書き方に悩んでいる人は以下の記事を参考にしてみてください。自己PRの基本的な書き方や強みの見つけ方を解説しています。
こちらのQ&Aでは、自己PRで高校時代の話をすることについてキャリアコンサルタントがアドバイスをしています。併せてチェックしておきましょう。
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