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自己PRで高校時代の話をするのはダメでしょうか?
自己PRを考えているのですが、大学時代よりも高校時代のエピソードの方が自分らしさが表れていると感じます。自己PRは大学時代の話にした方が良いとはなんとなくわかっているのですが、高校時代の話をするのはやはりダメでしょうか?
もし、高校時代の話をしても良いという場合は、自己PRを作るときにどういう部分に気を配りながら自己PRを作れば良いですか? 企業に好印象を残せる方法が知りたいです。
また、高校時代の話をするときに、これだけは避けた方が良いという内容やテーマがあれば教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
高校時代の話に終始してしまうと企業側は入社後の姿を描きづらい
自己PRで高校時代のエピソードを使うことは問題ないものの、高校時代のことだけに話が終始してしまうと、企業側の印象はあまり良くありません。
なぜなら、面接官は「過去のことはわかったけど、今のあなたはどうなの?」という疑問を持ってしまうからです。
高校時代は頑張って成長したけど、大学では怠けて何も学んでいないということであれば、会社に入っても成果を上げられるかどうかは怪しいと疑われかねませんよ。
高校時代に培った力が現在も活かされていることを伝えよう
質問者さんは、高校時代の方が自分らしいエピソードがあると感じているのですね。それなら高校時代のエピソードを使いつつ、それが今の自分にどのようにつながっているかまで話して、好印象を残すようにしましょう。
たとえば高校時代の部活動のエピソードを使うとします。そこで培った「目標に向かって努力する精神」や「仲間と協力して何かを達成する力」が、大学時代の学業や課外活動での成果につながっているという構成で話すようにするのです。
一方で、避けた方が良いエピソードは、今につながっていないものや、高校時代だけで終わっているものになります。
たとえば高校時代に陸上部に所属していて、大学では軽音楽サークルに入っていたとします。これは、やっていることが違うからつながりがない、というわけではありません。
先に挙げたように「目標に向かって努力する力が陸上部で培われ、それが大学の軽音楽サークルでも発揮された」というつながりがあればOKなのです。
ベストアンサー
高校時代のことが現在までどのようにつながっているかを伝えよう
高校時代のエピソードから、自分の強みを伝えていくことは良いことです。ただ、結論として「そのエピソードから培われたことは、現在の自分にどうつながっているか」まで伝えることが重要になります。
たとえば、「高校時代には合唱部の活動に力を入れました。今はもう歌っていません」で終わってしまっては、意味のない自己PRです。
反対に、「高校時代に合唱部での活動を頑張った経験から、基礎練習の大切さを学びました。大学ではテキストを何度も読み直すといった学習習慣につながり、仕事を覚えていくのにも役立つと思います」のように、今後のつながりにまで言及できると、企業は好印象を持ちます。
高校時代についても深く自己分析することで自己PRがしやすくなる
エピソードが何であれ、そこで培われた自分の強みや能力、個性が応募先の企業でどのように役立つかが肝心なところです。それをしっかりと意識できれば、高校時代のエピソードから書き始めても、現在の自分に必ずつながります。
高校時代のことについてもしっかりと自己分析を深めていくと、面接でも、志望動機作成でも、「自分とはこういう人だ」「だからこの会社を志望するのだ」と、自信を持って伝えられるようになりますよ。
企業側はあなたを多角的に知るために、高校で頑張ったことを質問する場合もあります。こちらの記事を参考に、回答を準備しておきましょう。
伝わりやすい自己PRにできると、高校時代の話題でも企業が好印象を持つことがあります。こちらの記事を参考に自己PRを作ってみましょう。
自己PRの題材がなかなか見つからない場合は、自己分析が足りていないという可能性もあります。こちらの記事を参考に、自己分析を徹底的におこなってみましょう。
高校時代の話に終始しないために、就活のネタ作りをしようと考えている人もいるかもしれません。こちらのQ&Aではキャリアアドバイザーが面接官ウケの良いネタを解説しています。
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