Q
休学して自分のやりたいことを探すのはリスキーですか?
24卒です。周りの多くは内定を持ち、自分は最終面接を2連続で落とされてしまっている状況です。
分析してみると、自分の将来像を描けてないことが問題点であると考えました。
そこで休学し、長期インターンをしてみて、自分のやりたいことを探す必要があると考えて、4年の後期から休学しようかと考えてます。
この行動は社会人、人事目線でどのような感想を持ちますか? その際どれほど就活に不利になるのか、教えてほしいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
やりたいことを探すための休学は一般的にはあまり評価されない
長期インターンをして自分のやりたいことを探すための休学について、人事目線の捉え方はさまざまですが、一般的にはあまり評価されないでしょう。
どうしても第一志望の企業や業界へ就職したいと考え、不足している知識やスキルを習得するためなど、明確な目標があれば理解を得られることもあります。
しかし、やりたいことを探すための休学ですと、なぜ大学4年間でできなかったのか、自己管理ができていないのではないか、就活がうまくいかなかったのではないかといった、マイナスの評価をすることもあります。
やりたいことを探すことも大切ですが、やりたい仕事に就けても、考えていたものと現実が違い、退職する人もいます。
長期インターンの仕事がやりたい仕事であれば、実務経験を積むこともできますが、やりたいことを探すために長期インターンに参加して、やりたいことが見つからなかったらどうしますか?
これまでやりたいことが見つからなかったのに、休学して長期インターンに参加すればやりたいことが見つかるとは限りません。
休学するならば、やりたいことを見つけるための休学だけではなく、たとえば語学が得意ならばTOEICのスコア900点以上を取るといった、就職でも有利になる資格を取得するなど目的を持った休学をおすすめします。
最終面接まで進んでいるのですから、能力では評価されているものと思われます。やりたいことがなければ、得意な分野を活かせる仕事で、企業や業界の選択をしてみましょう。面接では、応募企業で実現できる仕事を、やりたい仕事として伝えれば良いのです。
できればもう少し就活を継続して、企業に就職することを優先してみてはいかがでしょうか。やりたい仕事でなくても、仕事をおこなうことでやりたい仕事になることもありますし、やりたい仕事が明確になることもあります。
やりたいことがわからない人は、こちらの記事を確認してみましょう。やりたいことが見つかる思考、行動の方法を解説しています。
面接で「入社後にやりたいこと」を聞かれたときの回答で押さえるべきコツは、以下の記事で解説しています。入社後にやりたいことが浮かばない人に向けて見つけ方も解説しているので、チェックしてみてください。
就職に有利になる資格はこちらの記事で解説しているので、併せてチェックしてくださいね。
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