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退職理由で「一身上の都合はダメだ」言われたのですが、どうしたら退職できるでしょうか?

会社に退職の意思を伝えた際、「退職理由は一身上の都合です」と話したところ、「それだけでは困る」「もう少し詳しく」と詰められるような形になってしまいました。

一般的には一身上の都合で問題ないと聞いていたのですが、会社によっては納得されにくいケースもあるのでしょうか? 今後スムーズに退職の手続きを進めてもらうには、どのような伝え方や理由が適切なのでしょうか?

引き止めや詮索を避けるための伝え方、会社に納得してもらいやすい退職理由のポイントなどを教えていただけると助かります。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/1級キャリアコンサルティング技能士

木原 渚

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一身上の都合だけでなく会社が納得できる理由を用意しよう

法律上、退職理由を詳細に説明する義務はありません。

しかし、円満に退職するためには、相手をある程度納得させる配慮も必要かもしれません。

正直にすべてを話す必要はありませんが、「家庭の事情」「体調面での考慮」「新たなキャリアへの挑戦」など、当たり障りのない範囲でジャンルを伝えることで、相手も受け入れやすくなる場合があります。

誠実さと責任感を強調! 悪質な引き止めは相談しよう

退職理由は伝えたうえで、「引き継ぎは責任を持っておこないます」という誠実な姿勢と、「退職の意思は変わりません」という毅然とした態度をセットで伝えましょう。

あまりに悪質な引き止めにあう場合は、労働基準監督署や退職代行サービスに相談することも選択肢の一つとして考えておきましょう。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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前向きな理由ややむを得ない事情で納得してもらおう

退職を伝える際に、「一身上の都合」という理由では納得してもらえないという状況に直面することがあります。そのような場合でも、退職の意思をスムーズに伝えるためには、具体的すぎない範囲で理由を添えることが効果的です。

会社に納得してもらいやすい退職理由を伝える際のポイントは、おもに以下の点が挙げられます。

まず、前向きな理由を伝えることです。たとえば、「キャリアアップを目指したい」「新しいスキルを習得したい」といった、自身の成長や将来の展望に関連する理由は、会社側も引き止めにくい傾向にあります。

次に、個人のライフスタイルの変化にともなう理由も理解を得やすいです。家庭の事情や健康上の理由、あるいは転居といった、個人的な状況の変化はやむを得ないと判断されやすいです。

これらの理由を伝える際に、詳細まで具体的に話す必要はないです。むしろ、「大変恐縮ですが、これ以上具体的な内容についてはお伝えできません」とはっきりと伝えることも、時には重要なポイントとなります。

誠実な姿勢と詳細に触れ過ぎないことが円満退職のポイント

たとえば、以下のような伝え方が考えられます。

「このたび、自身のキャリアプランを改めて見つめ直した結果、新しい分野でさらなる経験を積みたいと考えるに至りました。誠に恐縮ですが、具体的な内容につきましては控えます。何卒ご理解いただけますと幸いです。」

このように、真摯な態度を意識しつつ、詳細には踏み込まずに伝えることで、円満な退職につなげていきましょう。

以下の記事では、退職理由で「一身上の都合」を使えるケースと例文を紹介しています。退職を考えている人は、記事を参考にして自分の退職理由に一身上の都合に当てはまるのか確認してみてください。

円満退職を目指せる退職理由の伝え方は、次の記事でキャリアのプロが解説しています。引き止められにくい退職理由の伝え方や、退職理由ごとの例文も紹介しているので参考にしてみましょう。

既卒就活で後悔したくない人は、適職診断からはじめよう

既卒の就活は新卒と違い、選べる職業に限りがあります。そのため、簡単に就職先を決めると入社前とのギャップから早期退職につながる恐れがあります。

これから既卒就活をはじめる人は、まず「適職診断」を活用しましょう。適職診断では、簡単な質問に答えるだけであなたの強み・弱みとぴったりの職業がわかります。

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