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面接練習は10回やれば十分ですか?
就職活動中の大学生です。先日、キャリアセンターの方に面接練習をしてもらった際、「最低でも10回は練習すると良い」と言われました。現在、数回練習を終えたのですが、本当に10回も練習すれば面接はうまくできるようになるのでしょうか?
周囲の友人のなかには、もっと少ない回数で通過できている人もいるため、10回という回数に疑問を感じています。こういう対策は、ある程度上達できる回数が決まっているものなのでしょうか?
もし回数ではなく練習のやり方次第で上達できるのであれば、効率的に面接力を高める方法についてアドバイスいただきたいです。よろしくお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
OKな回数はない! 大事なのは回数ではなく質だと理解しよう
面接練習の回数に明確な基準はありません。つまり、何回やれば面接に合格できるというものではないのです。
大切なのは回数そのものではなく、「自分が納得のいく受け答えを、自信を持ってスムーズに話せるようになったか」だといえます。3回で完璧になる人もいれば、20回以上練習してようやく自信がつく人もいるのが実態です。
人前で話すことや、大人と話すことに対する耐性によって、必要な練習回数は異なります。だからこそ回数にとらわれず、質の高い準備をしていきましょう。
緊張しやすい人ほど回数を重ねることで自信につながる
普段、目上の人と話す機会が少ない人や、緊張しやすい性格の人は、練習量が自信につながるケースが多いです。やはり、慣れないことに取り組むのは気が乗らない側面もあると思います。だからこそ、普段の練習から面接という環境に慣れておくことが必要なのです。
さまざまな質問を想定して、実際に声に出しながら練習を重ねるようにしましょう。そうすることで、本番でも落ち着いて対応できるようになります。
回数はその人次第! 10回の練習後に自分のレベル感をチェックしよう
面接練習の必要回数は人それぞれです。コミュニケーション能力が高ければ少ない練習でも問題ないこともありますが、あがり症の人は何回も繰り返し練習が必要になります。
目安として、まずは一度10回面接練習をしてみましょう。そのうえで、自分がどの程度のレベルにあるかを客観的に評価し、不安が残るなら解消されるまで練習を重ねるのがおすすめです。
その際、10回練習すること目的としてはいけません。回数よりも、自信を持って臨める状態になることが大切です。
わかりやすく印象に残るアピールにするには回答の軸を定めるべし
とはいえ、効率的に練習を進めたい気持ちがあるのも理解できます。少ない回数で上達するためには、面接で何を伝えたいのかを明確に意識することが重要です。
何を伝えたいのかが明確になれば、話がまとまりやすくなり、簡潔で説得力のあるアピールにつながります。PREP法などを用いて話し方を意識しながら練習すると、比較的短時間で上達が見込めるため、ぜひ活用してみてください。
PREP法は自己PRにおいても活用できます。PREP法を活用した自己PRの構成の作り方は以下の記事で解説しています。「伝えたい内容は決まっているけどどう伝えたら良いかわからない」と悩む人は参考にしてください。
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