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面接は聞かれたことだけ答えれば良いですか?
就職面接で、面接官に聞かれたことに対して、ただ事実を答えるだけで良いのでしょうか?
たとえば、「あなたの長所は何ですか?」と聞かれた際に、自分の長所を一言で簡潔に述べるだけで、具体的なエピソードや入社後にどう活かせるかなどを付け加える必要はないのでしょうか?
面接では、聞かれたこと以上に、自分から積極的にアピールする姿勢も重要だと聞いたことがあります。聞かれたことに答えるだけで良いのか、それとももう少し話したほうが良いのか、プロの視点から教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
一言回答はNG! 具体例や貢献姿勢もセットで伝えよう
就活面接では、質問の意図を理解し、求められている情報を過不足なく伝えることが求められています。
聞かれたことだけに答えるのが基本ですが、たとえば「長所は何ですか?」という質問に対して「明るいところです」と一言で終わっては説得力がありません。
そこに対しては、述べた要素に関する具体的なエピソードを添えたり、それを入社後にどう活かせるか、といったことまでセットで伝えるのが必須となります。
とはいえ、長々と話しすぎることも良くないため、簡潔かつ具体的に伝えることを意識してください。
回答は1分半~2分程度のボリュームを意識しよう
一般的に2分以上話が続くと長いと感じられやすいため、1分半から2分程度でまとめることを意識し、時間を計りながら練習するのも効果的だと思います。
「あなたの長所は何ですか?」と聞かれた場合、理由や具体例を求められていなくても、それらを自ら補って話す必要があるのです。
面接の場では、相手が何を知りたいのかを常に意識すると、回答の仕方に悩むことも少なくなると思います。また、 時間を意識した模擬面接を繰り返すことで、適切な長さで回答する感覚を養いましょう。
面接では聞かれたことにプラスαの回答で自分を伝える工夫が必要
たとえば長所を聞かれた際に、「私の長所は優しいことです」とだけ答えてしまうと、抽象的すぎて伝わりません。
企業側は、面接という短い時間のなかで採用する学生を見極める必要があるのです。そのため、面接では聞かれていることだけに答えるのではなく、自分を知ってもらうための工夫が重要となります。
エピソードで肉付けしてほかの応募者との差別化を図ろう
また、なぜそれが長所だといえるのか、具体的なエピソードを付け加えないと、面接官は「この応募者は単語だけで回答する人なのかな」という印象を持ってしまい、入社後のコミュニケーションに懸念を抱かれてしまう可能性もあるのです。
そういった印象を持たれると、内定を獲得するのが難しくなってしまいます。
面接中は、どのような質問であっても、きちんとエピソードを交えて話すことを意識しましょう。
質問者さんのように、結論だけを端的に答えれば良いのではないかと思っている人もいるかもしれませんが、就活面接ではきちんと肉付けをしないと、ほかの学生との差別化が図れないので要注意です。
「何か質問はありますか」と聞かれたとき、何を質問すれば良いのかとっさにはわからないものです。こちらの記事では、面接例を解説しています。
面接を突破するためには、どのような話し方を心掛けると良いのでしょうか。こちらの記事で、OK例だけでなくNG例も合せて解説しています。
面接で言葉がうまく出てこなかった場合は、こちらのQ&Aに目を通してみてください。
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