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15分間のグループディスカッションでは、どのような時間配分が効果的ですか?
グループディスカッションで15分という限られた時間内に成果を出すには、どのような時間配分が適切なのでしょうか?
過去のGDでは、議論が白熱しすぎて時間を意識できず、結論が出なかったり、発表が不十分になってしまったりすることがありました。
短時間で建設的な議論を進めて、質の高いアウトプットを出すには、具体的にどのような時間配分が望ましいのか教えてください。
また、タイムキーパーを担当する場合、どうすれば議論を促しつつ、時間通りに進行できるのかも知りたいです。
グループディスカッションの経験が豊富な方や、企業の人事担当者の方など、さまざまな視点からのアドバイスをいただけると嬉しいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
発散と収束がカギ! 時間配分を意識して進めよう
15分という時間は、実際にディスカッションを始めてみると想像以上に短く、様子をうかがっているうちにあっという間に終わってしまうことがあります。だからこそ、開始直後のスタートダッシュが非常に重要です。
たとえば、「まずはこのテーマについて意見を出し合いましょう」といったように、はじめに進行の方向性を明確にすることで、議論全体がスムーズに進みやすくなります。
グループディスカッションでは、テーマの共有から始まり、意見を出し合う「発散」の段階、意見を整理する「収束」の段階、そして最終的に結論をまとめて共有する、という流れで進むことが多く見られます。
時間配分としては、発散と収束をおおよそ半々、もしくは発散が6割、収束が4割くらいのバランスを目安にするようにしましょう。
時間の意識をチームで統一するとスムーズに進行できる!
また、進行を担当する人は、時間の使い方についてほかのメンバーと共有することも大切です。
たとえば、「今から5分間で意見を出して、その後5分でまとめましょう」といった形で、時間の区切りを最初に伝えておくと、チーム全体が同じペースで進めやすいです。
可能であれば、スマートフォンなどで残り時間を測り、「あと3分でまとめに入ります」と声をかけると、参加者全員が時間を意識しやすくなります。
単に時間を管理するだけでなく、周囲への声かけをしながら場を動かしていくことが、円滑なディスカッションにつながっていきます。
3つの段階に区切ろう!目的を全員で共有することがカギ
15分間のグループディスカッションは、おおまかに3つの段階に分けることができます。
まず、最初の3〜4分で、目的の確認と役割分担をしましょう。話すテーマを全員で共有し、誰がどの役をするかを決めておくことがポイントです。
そうすることで、それ以降の流れがスムーズになるため、ここでざっくりと議論の方向性を固めるようにしましょう。
時間と役割を意識して確実に結論を出そう
次に10分弱程度の時間を取り、しっかりと議論を進めていく時間にします。ここでは、意見を活発に出し合いつつも、脱線しすぎないよう注意しましょう。ポイントを押さえながら進めるのが重要です。
ここで、タイムキーパーが「残り〇分です」や「そろそろまとめに入った方が良いと思います」のような声かけをしていくと、議論のペースが調整できます。
タイムキーパーは、時間を知らせるだけでは不十分です。残り時間で話がまとまりそうかを踏まえて立ち回れると、議論の質が高まりやすくなります。
最後はまとめです。2〜3分で、結論の整理と発表準備をします。話した内容を簡潔にまとめて、構造化し、誰がどう発表するかを決めていくという流れです。
30分など時間が長くなる場合も、この構成をベースに議論の時間を厚くするイメージで時間配分を調整すると良いと言えます。
グループディスカッションの進め方や突破のコツなどは以下の記事で解説しています。突破して次の選考に進めるようにするためにも、コツを確実に押さえておきましょう。
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