Q
インターン後にお礼メールを送る必要はありますか?
インターンに参加後に、企業にお礼のメールを送る必要があるのか知りたいです。もし送るべきなら、メールの文面にどのようなことを書けば良いのでしょうか?
お礼メールを送るのが初めてなので、メールの件名や送るタイミングなど、気を付けるべきことがあれば教えていただきたいです! ご回答よろしくお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
社会人のマナーとしてお礼メールを送るのは「当然」
インターン参加後のお礼メールについてですね。お礼メールを送らなかったからといって即不採用になることはありませんが、結論から言うと「送った方が良い」です。
企業はお金と時間をかけて就活生とコミュニケーションを取る場としてインターンを設けてくれているので、社会人のマナーとしてお礼メールを送るのは「当然」と思って良いでしょう。
お礼メールは「定型文+感想」で送ろう
そのうえでお礼メールの文面に書くべき内容ですが、内容のうち8割は定型の文で問題ありません。まず何のメールかひと目でわかるよう件名に【インターン参加のお礼】と記載しましょう。
お礼メール本文には、相手の宛名、挨拶とお礼の言葉、最後に署名を記載してください。宛名と挨拶については他のメールと同じです。「お世話になっております。◯◯大学◯◯学部3年◯◯◯◯です。」
お礼の言葉についてですが、これもひねる必要はまったくありません。まず、「先日は御社のインターンに参加させていただき誠にありがとうございました。」で始めます。
そこに一言だけ具体的な感想を加えると良いでしょう。「素晴らしい環境の中で、貴重な経験をさせていただきました。特に◯◯については強く印象に残っております」や「特に◯◯については、興味のある分野でしたので大変勉強になりました」などです。
ここが頭を悩ます部分かもしれませんね。ただし深掘りする必要はなく、印象に残ったことについて一つ文面上で触れておくだけで「同じ文をコピペしているのではないのだな」とわかります。お世話になった担当者の名前を挙げてお礼の言葉を添えても良いですね。
最後に「引き続きよろしくお願い申し上げます」の定型文と署名を記入して締めましょう。企業にお礼メールを送るタイミングは基本的にいつでも構いませんが、より安全策を取るなら23:00〜8:00の間に送るのは避けましょう。
そして何よりインターン後なるべく早くにお礼メールを送ることが大切です。具体的には、3日以内には送るようにしてくださいね。
インターン翌日までにはお礼メールを送ろう
インターンが終わったら、企業にお礼のメールを送るべきです。お礼メールはインターンが終了した当日、もしくは翌日までに送りましょう。終了日から何日も経過して送れば、志望度が低いと思われかねません。
メールの件名はインターン参加のお礼メールだとわかるように、「インターンシップのお礼 (大学名 氏名)」と記載しておくとわかりやすいでしょう。
採用担当者は多くのメールを読まなければならないので、インターンで学んだことや気付きなどを長文にならないように注意して記載しましょう。
例文を参考にしてお礼メールを送ろう
お礼メールを送るときは、以下を参考にしてくださいね。
○○株式会社
人事部 ○○様
お世話になっております。
インターンシップでお世話になりました○○大学の○○ ○○です。
お忙しい中インターンシップのご指導をいただき、ありがとうございました。
以前から興味を持っていた○○業界のインターンシップに参加をさせていただき、業界の知識や将来性を理解できただけでなく、「何を目指すか」を考える重要性を認識することでき、大変有意義なインターンシップでした。
今後の就職活動において、このインターンシップで経験したことを活かして、精一杯取り組んでいきます。
末筆ながら、貴社の一層のご繁栄と、皆様のご多幸をお祈り申し上げます。
氏名○○○○(ふりがな)
○○大学 ○○学部 ○○学科 ○年
携帯電話番号
メールアドレス
以下の記事では、書類選考結果の返信メールの書き方を解説しています。企業へのメールの返信方法はこちらも併せてチェックしましょう。
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