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就活面接の一問一答でどう対策すべきですか?

就職活動の面接対策で、一問一答形式の練習が良いと聞きました。具体的にどのように対策を進めれば良いでしょうか?

面接では、質問に対して瞬時に的確な答えを返せるか不安があります。一問一答形式で練習することで、どのような効果が期待できるのか、また、どのような質問を想定して準備すれば良いのかわかりません。

一般的な質問だけでなく、突飛な質問にも対応できるようになりたいのですが、どのような練習方法が効果的でしょうか?

もし、就活面接の一問一答対策で、おすすめの練習方法や、押さえておくべき質問のポイント、その他アドバイスがあれば教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

富岡 順子

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まずは頻出質問から! 一問一答で基礎を固めよう

面接のキーとなる一問一答を乗り切るための、具体的な対策法ですね。

どんな質問にも対応できる土台を作るため、まずは基本的な対策から始めましょう。

初めに、一般的な質問に対する自分の答えを具体的に書き出してみます。市販されている就活対策本などを参考に、ノートやスプレッドシートに自分の考えをまとめていくのが良いでしょう。

次に、書き出した内容を頭のなかでスムーズに思い出せるようにします。そして最も重要なのが、その内容を実際に声に出して説明する練習を繰り返すことです。

頭で分かっていることと、よどみなく話せることは別なため、話す練習をしましょう。練習に余裕が出てきたら、AIを面接官に見立てて実践的なやり取りの練習をするのも、本番の瞬発力を鍛える上で効果的です。

そして、面接対策をするうえで、業界や企業を問わず、ほぼ必ず聞かれる基本的な質問というものが存在します。

たとえば、自身の長所・短所、自己PR、そして志望動機はもちろんのこと、ガクチカや、入社後のキャリアパスといった項目は、自己分析をしっかりおこない、自分の言葉で語れるように必ず準備しておきましょう。

変化球の質問にも備えて発想力を鍛えておこう!

面接では、時として「自分を物にたとえてアピールしてください」といった、即興性や発想力が試されるような、少し変わった質問をされることがあります。

こうした質問は、通常の自己分析ではなかなか準備しづらいものです。対策としては、普段から自己分析をおこなう際に、少しだけ発想力を豊かにしてみることをお勧めします。

「この自分の強みを、何かに言い換えるとしたら何だろう?」「この経験を色でたとえるなら?」というように、物事にたとえたり、別の視点からとらえ直したりするクセをつけておくのです。

そうすることで、思考の柔軟性が養われ、予期せぬ質問にも落ち着いて対応できる力が身に付くでしょう。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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面接対策は練習量が命! STAR法を意識して構造的に答えよう

面接対策として、まずは自己紹介、志望動機、ガクチカ、強み・弱みといった基本質問の回答を準備し、150〜400字くらいでまとめておきましょう。

そのうえで、スマートフォンなどで録音して聞き返し、話のクセや冗長な部分を客観的に把握し、30秒や60秒で簡潔に話せるように練習します。

模擬面接などでは、「STAR法(Situation/Task/Action/Result)」を意識して話す習慣を付けることで、どのような質問にも構造的に答えられるようになるでしょう。

丸暗記はNG! キーワードで覚えて自然な会話を心掛けよう

大切なのは、準備した回答を丸暗記するのではなく、キーワードだけを覚えておき、その場で肉付けしながら話すことです。丸暗記は、話し方が不自然になったり、少し角度を変えた質問に対応できなかったりするリスクがあります。

キーワードを軸にアドリブで話す練習を重ねることで、本番でも面接官との自然な対話が生まれ、あなたの魅力がより伝わるでしょう。

突飛な質問対策として、「好きな色」や「最近驚いたこと」などの雑談系の質問に10秒くらいで返す練習も効果的です。

面接の練習方法はさまざまあります。以下の記事では効果的な面接の練習方法を解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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