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面接の自己紹介と志望動機、それぞれの違いは何ですか?
就職活動の面接対策で、自己紹介と志望動機を準備しています。
どちらも自分自身をことをアピールしつつ、志望した理由もあわせて伝えたいので、違いがなくなってしまいそうです。話す内容が重複しても大丈夫でしょうか?
面接の自己紹介と志望動機の明確な違いや、それぞれの質問で効果的にアピールするためのポイントについて、アドバイスをいただけると幸いです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
自己紹介と志望動機の役割の違いを理解し使い分けよう!
面接における自己紹介と志望動機は、似ているようで明確な役割の違いがあります。
自己紹介は、自分の人となりを短時間で提示する名刺のようなもので、アイスブレイクの目的も兼ねています。
一方、志望動機は、自分の強みが「なぜその会社で活きるのか」を具体的に語るセールストークと言えます。この役割の違いから、時間配分も自ずと変わってきます。自己紹介は30〜60秒、志望動機は60〜90秒が目安です。
具体的な構成として、自己紹介は氏名や学校名といった基本的な情報に、自分の強みを表すキーワードとそれを裏付けるエピソードを1文くらいで添える、簡易的なPREP法を意識すると良いです。
評価軸の違いを意識して効果的な練習で説得力を高めよう
対して志望動機は、「なぜこの業界か」「なぜこの会社か」「なぜ自分なのか」という 3つの「なぜ?」を掘り下げる構成が効果的です。
この二つの重複を防ぐには、自己紹介では強みのキーワードを提示するにとどめ、その具体的な成果や入社後の応用案を志望動機で深掘りするというテクニックが有効です。
面接官は、自己紹介では論理的な構成力や明瞭な話し方を、志望動機では企業への共感度やリサーチの深さをみています。
それぞれの評価軸を意識し、練習の際は別々に録画して客観的に見直すと、より効果的な対策ができます。
質問の意図を理解しよう! 自己紹介と志望動機は別物
「自己紹介も志望動機も、自分自身をアピールしつつ志望理由を伝えたい」という、まずこの感覚を見直してほしいと思います。企業側が2つを分けてたずねるのには理由があります。
自己紹介:学生のパーソナルな部分を知りたい
志望動機:なぜこの会社で働きたいのか理由が知りたい
相手が知りたいことを伝えてコミュニケーション能力を示そう
知りたいことが違うのに、どちらも一度に伝えたいというのは、相手の立場に立てていない思考かもしれません。相手の知りたいことをきちんと伝える能力は、就職活動でとても大切です。
話す大きなカテゴリは同じでもかまいませんが、話す内容が重複しないようにしましょう。
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