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ガクチカと自己PR一貫性がないとまずいですか?

就職活動を進めるなかで、ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)と自己PRの内容に一貫性がないのではないかと不安を感じています。

ガクチカではリーダーシップをアピールしている一方で、自己PRでは課題解決能力を強調しているため、軸がブレているように見えないかと心配です。

このようにガクチカと自己PRに一貫性がない場合、採用担当者からマイナスに評価される可能性はあるのでしょうか?

また、どのようにすればガクチカと自己PRの間に自然なつながりを持たせられ、全体として一貫性のあるアピールができるのか、アドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/就活塾「我究館」講師

吉田 隼人

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ガクチカと自己PRで完全な一貫性は不要!

結論として、ガクチカと自己PRの内容に一貫性がなくても、基本的にはまったく問題ありません。

ただし、マイナスになることはないものの、面接官があなたの人物像をイメージしにくくなる可能性はあります。そのため、どこかで「結局、こういう人だよね」と、大きい意味での一貫性や一致点を見つけておくようにしましょう。

たとえば、ガクチカではリーダーシップをアピールし、自己PRでは課題解決能力を強調している場合、一見するとアピール要素に一貫性がないように思えるかもしれません。

しかし、どちらも「チームで目標達成のために努力できる」という共通の強みにつながる、ともいえます。このように、大きな視点で関連性を見つけることが大切です。

「課題解決力」のアピールは要注意! 自分ならではの行動を語ろう

ちなみに、課題解決能力を就活の選考でアピールするのはあまりおすすめしません。

課題解決は、基本的に仕事をするうえで「当たり前」の能力だからです。飲食店が自己PRで「私たちは美味しいです」と言っているようなものなので、当たり前のことを強みのようにアピールしても評価は高まりません。

企業が求める「課題解決力」という言葉をそのまま鵜呑みにするのではなく、あなたが具体的にどのような行動で、どのように課題を解決したのかを深掘りして伝えることを意識しましょう。

国家資格キャリアコンサルタント

畠山 千春

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ガクチカと自己PRで違う強みを述べるのはむしろ効果的!

ガクチカと自己PRで、それぞれ違うエピソードや強みを話しても問題はありません。むしろ、複数の強みをアピールできる点は良いことだと私は思います。

そもそも、1つのエピソードのなかに1つの強みしか隠されていない、ということはありません。あなたの経験を多角的にとらえ、さまざまな魅力をアピールするほうが、人物としての深みを伝えることができます。

1つの経験から複数の強みを示して多角的に自分を魅力付けしよう

たとえば、部活動で部長を務め、チームを優勝に導いた経験をガクチカで話したとします。

その経験のなかには、皆を引っ張る「リーダーシップ」という側面もあれば、優勝という目標を達成するために課題を見つけ、解決策を実行する「課題解決能力」という側面も含まれているはずです。

このように、1つの経験から複数の異なる強みを引き出し、ガクチカと自己PRでそれぞれ語ることは、まったく問題ありません。あなたという人材の豊かさを示す有効な手段といえるのです。

以下の記事を参考に、ガクチカと自己PRの違いを理解しましょう。

ガクチカ作成で悩んでいる人は、以下の記事を参考にして作成してみてください。高評価を得るポイントについても解説しています。

以下の記事でも、ガクチカの書き方を紹介しています。併せてチェックしてみましょう。

ガクチカと自己PRの違いについて、キャリアコンサルタントの回答を紹介しています。併せて読んで見てくださいね。

ガクチカと自己PRで話す内容が同じで、不安という人もいるのではないでしょうか。以下の記事を参考にしてみてくださいね。

ガクチカと自己PRの内容が被ってしまい心配な人もいるのではないでしょうか。書き分け方について以下の記事で解説していますよ。

時間がない人におすすめ!
ツールを使えば、ガクチカが3分で完成します

学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)は、自己PRや志望動機と差別化するのが重要です。とは言え、ガクチカで話せるネタがなく悩む人も多いでしょう。

そこで活用したいのが「ガクチカ作成ツール」です。このツールを使えば、簡単な質問に答えていくだけ採用担当者に魅力が伝わるガクチカが完成します。

ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。

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 ツールで作成した例文 
私はサッカー部で「東京都のリーグ1位」を目標に活動していました。リーグ戦ではチームの士気が下がり、なかなか勝ちを収められなくなることもありました。そこで私はチームを分析し、競争意識の低下が課題だと推測し、主将とともに「日替わりで指定された部員がその日のMVPを発表する」活動を導入しました。すると、チーム内に競争意識が芽生えると同時に、MVP発表時だけではなくプレー中にも仲間同士を褒めあうようになりました。結果として目標に届きませんでしたが、入部以来最高の3位でリーグ戦を終えることができました。これは、互いを鼓舞する雰囲気ができたことで、チームがひとつにまとまった結果だと思います。サッカー部の活動を通してひとつの目標にむかっていくむずかしさ、楽しさを学ぶことができました。それを教えてくれた仲間はかけがえのない宝物です。社会に出た後も、よりよい組織づくりのだめに自ら考え、行動していくつもりです。

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