Q

チームで何かを成し遂げたことがありません。

技術職志望の大学3年生です。サークルやアルバイト経験がほとんどなく、ゼミも個人活動が主なため、チームで成し遂げた成果が何もありません。チーム経験がないと落とされますか? また、今からでも何かできることはありますか?

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士

瀧本博史

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これまでの活動の中で得た力をアピールできれば問題ない

技術職を志望する人にとってチームでの経験の有無は重要な要素の一つですが、それがすべてではありません。

企業は、始めに専門知識や技術スキルを持っているかを確認します。次にコミュニケーション能力や問題解決能力、柔軟性などの人間力を確認します。これらの能力はチーム経験だけでなく、個人活動やゼミでも培うことができます。

たとえばゼミでの研究活動なら、自分自身で課題を見つけて解決策を考え、実行に移すというプロセスを経ていると思います。この時、自分で物事を進める能力、すなわち問題解決能力を発揮したことになりますよね。チーム経験がなくても、この経験を選考でアピールすれば良いのです。

チーム経験がないことは、必ずしもネガティブではありません。それよりも、ゼミや個人活動で得た経験をどうアピールするかが重要なのです。

今からチーム経験を積むこともできる

もちろん、今からでもチーム経験を積むことは十分に可能です。たとえば、オンラインでのプロジェクトに参加する、友人や知人と何かを一緒に作成する、ボランティア活動に参加するなどさまざまな方法があります。

最後になりますが、選考では自分の強みや弱みを面接官に的確に伝えることが非常に重要です。企業にとってあなたがどれだけ価値のある人材かを示せるように、しっかりと自己分析をおこなってくださいね。

以下の記事では、自己分析の方法や注意点について網羅的に解説しています。参考にしてみてください。

こちらの記事では、簡単にできる自己分析シートを紹介しています。6つのパターンを紹介しているので、自分に合ったやり方を見つけてくださいね。

ベストアンサー

キャリア・デベロップメント・アドバイザー/キャリアドメイン代表

谷所 健一郎

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チーム経験は大きな成果を上げていなくても問題ない

選考でチームワークについて問う理由は、ビジネスで大切な協調性があるかを確認するためです。質問をされたときに「チームで何かを成し遂げたことがありません」と一言で終わらせてしまうと、チームワークについて理解をしていないと判断されて採用につながらないケースもあるので要注意です。

もしチームで大きな成果を上げた経験がなくても、ゼミやサークルなどの活動中にチームで考えをまとめた経験があればアピールできます。現在ゼミやサークルに入っていなくても、高校時代にチームスポーツの経験があればアピールしても良いでしょう。

チームワークについてしっかりと理解していることを伝えられればOK

採用担当者が知りたいのは、チームの成果ではなくチームワークについて理解をしているかどうかです。たとえば、「チームワークを発揮するためには、主体性を持ちながらメンバーと協調して成果につなげていくことが大切である」などとチームワークを理解していることを伝えられれば問題ありません。

また今からできることを挙げるとするなら、チームワークを意識しながら行動してみることです。技術系の勉強でも、周囲とディスカッションをしながら答えを導くこともあるでしょう。インターンのグループワークでも、メンバーの役割やチームワークについて考えることができますね。

「チーム経験がない」と回答する場合でも、チームワークについての捉え方や重要性を具体的に伝えて認識していることをアピールしましょう。

グループワークについては、以下の記事で解説しています。記事を読んでコツを押さえるとともに役割やチームワークについても考えてみましょう。

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 (リーダーシップが強みの場合) 
私はリーダーシップを発揮できる人材です。学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。サークル長を務めていたフットボールサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携を取り切れていないことが問題でした。そこで、大学生側に掛け合い週に2回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声掛けを行いました。さらに週末明けに今週の活動の詳細をメンバーに配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしていきたいと考えております。

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