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新卒の一次面接と最終面接では何が違うのですか?

一次面接を通過し、二次面接、最終面接とひかえているのですが、特に最終面接はどんなものなのか想像がつきません。

ただ、二次面接は一次面接の延長線かとなんとなく思うのですが、最終面接は一次面接とどのように違うのでしょうか?

もちろんすべてが違うのだと思うのですが、具体的な質問内容や評価の観点など、詳細な違いがわからずで、違いを教えていただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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面接は段階で評価軸が変わる! 各段階の意図を把握しよう

新卒採用では、一次面接と最終面接で面接官の視点や評価基準が大きく変わります。選考の段階が進むにつれて、企業が確認したい内容がより深く掘り下げられ、多角的な視点から評価されるようになるでしょう。

一次面接は、おもに若手の人事担当者が担当し、あなたの「スキル・自己分析・マナーなどの最低ライン」を確認する絞り込みの場と考えると良いですよ。

エントリーシート(ES)や履歴書の内容に沿った定番の質問(ガクチカ、自己PR、志望理由など)が中心で、論理的に話せるか、そして入社意欲があるかを短時間で判断します。

この段階では、基本的なコミュニケーション能力や、企業への興味・関心が重視されるポイントです。

これに対し、二次面接では、配属が想定される部門の課長クラスが登場することが多く、あなたの過去の行動を深掘りして成果の再現性や数字で語れる力を評価します。

ここでは、具体的な業務遂行能力や、チームでの協調性、問題解決能力などが問われるでしょう。

最終面接は価値観と覚悟が試される場! 貢献意欲を伝えよう

そして最終面接は、役員や社長が担当することが多く、ここでは能力よりも価値観の一致と長期的な覚悟が見られます。

面接官は「この学生が当社で働いているイメージを持てるか?」といった観点で評価をおこなうのです。そのため、質問は「10年後、当社にどう貢献できるか」「当社の理念をどう解釈するか」など、より抽象度が上がるでしょう。

ここでは、あなたが企業の未来をどのようにとらえ、それにどう貢献したいのかという高い視点での展望が求められます。

また、逆質問では、事業ポートフォリオや海外戦略など、経営視点でのテーマに自身の強みをつなげて問い返すことで、高い視座と熱意を同時に示すことができるでしょう。

最終面接は、企業との相性を最終確認する場なので、あなたがその企業で働くことにどれだけの熱意と覚悟を持っているかを示すことが重要ですよ。

国家資格キャリアコンサルタント

馬場 岳

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一次は好感度重視で最終は覚悟が問われる! 見られる視点を理解しよう

一次面接と最終面接では、面接官が見ているポイントが明確に違います。 この違いを理解しておくことが、効果的な対策につながるでしょう。

一次面接は、人事担当者や若手社員が出てくることが多く、基本的な人物像の確認がメインです。 コミュニケーション能力や人柄を見て、「また会ってみたい」と思ってもらえるかが勝負になります。

一方、最終面接は、経営層や役員が面接官です。 ここでは、「本当に自社の価値観に合うか」「長期的に活躍してくれそうか」という、未来を見すえたマッチング度を厳しく判断されます。

「なぜその企業なのか」この答えを明確に! 熱意と未来像をぶつけよう

最終面接では、「なぜほかの企業ではなく当社なのか?」という問いに対し、より深く、説得力のある答えが求められるでしょう。

また、「将来どうなりたいか」というキャリアビジョンや、「困難をどう乗り越えてきたか」といったストレス耐性なども深掘りされる傾向があります。

人柄や熱意といったマインド面で、企業とのフィット感を全力でアピールする場だと心得ておきましょう。

一次面接で出題される質問や対策方法などは以下の記事で解説しています。第一関門を確実に突破するためにも、あらかじめ確認しておくようにしましょう。

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