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自己分析の方法がよくわかりません。
就活のために自己分析を始めたのですが、やればやるほど「結局自分って何が強みなの?」「どんな仕事が向いているの?」とわからなくなってしまいます。
過去の経験を振り返ったり、性格診断を受けてみたりはしているのですが、「だから何?」というところでいつも止まってしまい、納得感が持てません。周囲の友人はどんどん進んでいるように見えて、焦りも感じています。
自己分析をしても自分がわからないと感じるのはなぜなのでしょうか? どこからどう整理すれば、自分の軸や言葉が見つかるのか、アドバイスをいただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
自己分析はモチベーショングラフで感情と価値観を可視化しよう!
自己分析について、「だから何?」と思ったり、言葉遊びのように感じる時期があるのはごく自然なことです。
そんなときは、モチベーショングラフと呼ばれるものを使って、事実、感情、価値観を分けて考えてみるのがおすすめです。
この方法を使えば、あなたの内面にある動機や価値観が明確になり、自己理解を深められますよ。
まずは事実レイヤーとして、過去10年間の出来事を年表形式で書き出してみましょう。
横軸を時系列にして、学業、部活動、アルバイト、プライベートなど、さまざまな側面から思い出せる限り詳しく記述してみてください。こうすることで、これまでの経験が整理されるはずです。
次に感情レイヤーとして、出来事ごとに+5〜−5で感情点を記入しましょう。縦軸を感情にしてモチベーショングラフを作成するのも良いですね。
このグラフを見ると、あなたのモチベーションの波や、何があなたの感情を大きく動かしたのかが視覚的にわかります。
感情の起伏から価値観を抽出して企業選びの軸につなげよう!
最後に価値観レイヤーとして、感情の振れ幅が大きい場面(特にモチベーションが最も高かったり低かったりしたとき)から共通キーワードを抽出しましょう。
何が行動のきっかけになったのかを理解できるはずです。
あなたがどのようなことに喜びを感じ、何に憤りを感じ、何が行動の動機となるのか、つまり自分が喜怒哀楽を動かされる価値観が視覚化されます。
これらのステップを通じて明確になった価値観は、職種や企業を選ぶ際の重要な軸へと転換しやすくなるでしょう。
自己分析は一度で完璧に終わらせるものではなく、繰り返しおこなうことで、より深い自己理解と自信につながっていきますよ。
過去の自分はすべてつながっている! 点ではなく線でとらえよう
自己分析が難しいと感じる人の多くは、自身の経験を一つひとつの「点」としてとらえてしまい、つながりやストーリーを見出せずにいることが多いです。
そこで大切なのが、個々の経験を深く掘り下げ、点と点をつなげることになります。
具体的には、「出来事→解釈→行動→結果→学び」という順番で、一つの経験を整理してみてください。
ただ「何があったか」という出来事だけで終わらせず、「そのときどう考え、どう行動し、結果として何を学んだか」まで深掘りすることで、点だった経験が意味のある線としてつながっていきます。
ギャップを理解することから始めよう! ここから自分が進むべき道が見えてくる
そして、自己分析をおこなううえで、もう一つ非常に重要な心構えがあります。それは、「理想の自分」と「現実の自分」を冷静に切り分けて考えることです。
多くの人が、無意識に理想の自分に引っ張られてしまい、客観的な分析ができなくなります。まずは、「こうなりたい」という憧れの姿と、現在の自分との間にはギャップがある、と素直に認めることから始めましょう。
実は、このギャップこそが、あなたの「成長の方向性」を示してくれるものであり、自己分析と将来のキャリアビジョンを結びつける重要なヒントになるのです。
この2つのポイントを意識するだけで、より地に足のついた、納得感のある自己分析ができますよ。
自己分析はさまざまな方法で取り組むことができます。以下の記事では自己分析の方法を具体的に解説しているので、自分が合いそうなものを選んで取り組んでみましょう。
マインドマップ
マインドマップで自己分析を極めよう! 活用方法や注意点を徹底解説
自己分析シート
簡単15分! 自己分析シートのフォーマット6選
モチベーショングラフ
テンプレ付き|モチベーショングラフを駆使して自己分析を深めるコツ
自分史
自分史のテンプレ3選! 例文付きで当てはめるだけで自己理解が深まる
自己分析をするなら自己分析ツールが一番おすすめ!
自分の弱みはわかっていても、強みは思いつかないものですよね。「それ、強みって言えないよ」と思われたくない人も多いはず。
そんな時は「自己分析ツール」を活用しましょう。このツールを使えば簡単な質問に答えていくだけで、あなたの強み・弱みが簡単にわかります。
無料で使えるので、自分の強みを確かめたい人は今すぐ診断しましょう。
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