Q
大学4年生
女性
不採用になった企業をあきらめることができません。
就職活動で最終面接手前で不採用の連絡が届きました。
高校時代から働きたいと思っていた会社だったということもあり、どうしても諦めることができません。インターンに参加していたため、面接に関する連絡が届くメールアドレスとは別に社員の方の連絡先も知っているのですが、個人的にLINEを送ったりして聞くと印象は悪くなってしまうのでしょうか。
フィードバックもいただいていないため、どこが良くなかったのかもわからず、どうしても諦めることができません。
面接をもう一度していただきたいのですがやはり不可能なのでしょうか。また、中途採用の場合、1度別の会社に入社して再度応募するまでにどのくらいの期間を開けるべきなのでしょうか。
高校時代から働きたいと思って、現在まで就職活動を進めてきていたため、これからの生きる意味を失った気分で、どうしていいのかわかりません。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
不採用理由はトラブルを防ぐため教えない企業が多い
不採用になった理由を企業に聞くことは問題ないですが、通常は教えてもらえません。不採用の理由を伝えることで、応募者が「納得できない」と感情的になるケースもあるため、回答できないと言われることが多いです。
ただしインターンに参加して採用担当者とのつながりがあるのであれば、教えてもらえる可能性があります。その企業が不採用の理由を伝えないという方針の場合、採用担当者のLINEに送っても教えてもらうことはできず印象が悪くなる可能性もあるので、企業へ直接確認すると良いでしょう。
別の企業に就職してから力を付ければチャンスはある
新卒採用で求人募集をおこなっており、再応募不可などと書かれていなければ再応募は可能ですが、不採用になった理由について考えてみましょう。不採用になった理由が改善できなければ、同じ結果になる可能性があります。
また別の会社へ就職をして第二新卒として応募することは可能です。第二新卒は中途採用になるので、募集をしていれば期間について気にする必要はありません。中途採用は、第二新卒であっても職種や業務経験で募集することが多いので、発揮できる能力やスキルを具体的にアピールすることが必要です。
どうしても入りたい企業だという気持ちは理解できますが、企業は一つではありません。関連する企業に就職をして力を発揮していくという考え方もありますよ。
どうしても不採用理由を知りたいなら正当な手段で聞いてみよう
就職活動をする中で、最終面接の手前で不採用の連絡を受けるのは非常に心苦しい経験です。高校時代からの夢の会社であるならなおさら、その失望感は計り知れませんね。
不採用の理由を知りたいという気持ちは自然なことです。しかし、企業側から具体的なフィードバックをもらうのは難しい場合が多いです。社員に直接LINEで連絡するのも、プライバシーの観点から適切ではないでしょう。
代わりに、正式な手段を通じてフィードバックを求めることをおすすめします。たとえば採用担当者にメールで丁寧にフィードバックを求める内容を書くのは一つの方法になります。
失敗は成功のもとと捉えて自分の可能性を狭めないことも大切
再度の面接の要求は正直なところ難しいかもしれません。もし将来的に再度応募するなら、その際に今回の経験やフィードバックを活かすことはできます。会社や業界によって異なりますが、中途採用に関しては1年以上の経験を積んでから再応募するのが一般的です。
最後に、就職活動は人生における重要な節目となる出来事の一つに過ぎません。一つの会社に固執するのではなく、多くの可能性を探ることで、新しい道やチャンスが見えてくるかもしれません。
「失敗は成功のもと」ともいいます。この経験を糧に、次につなげる勇気と力を持ってください。あなたの未来はまだまだ広がっています。
第二新卒で転職を考えている人は、以下の記事をチェックしてみてください。第二新卒の転職の状況や、転職を成功させる方法を解説しています。
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