Q

大学4年生
女性

就活のすべてが億劫になり、取り残されている気分です。

頭の中がぐちゃぐちゃです。私は3月から就職活動を始めたのですが、やりたいことや成し遂げたいことがなかなか見えず、就職活動にストレスを感じていました。

始めの方こそ精力的に何社もエントリーシート(ES)を提出したり自己分析をやり直したりしていましたが、最近ではESを書こうとしても手が止まってしまったり、他人と自分を比べて精神的に参った挙句、ESを書くときに嫌な想像ばかりしてしまいます。

もう9月です。せっかく大学にも通わせてもらったのに、面接やESを書くことが億劫になってしまっています。これは私がただ怠けているだけなのでしょうか。もう自分が自分でわかりません。

毎日マイナビなどのサイトを見て、大量に来るメールを見て、それでも志望動機を書く手は止まったまま。人と話すことが大好きで、ポジティブさに自信があったのに見る影もないぐらい下しか見れません。

自分がどうありたいか。志望動機を書くのでさえストレスに感じてしまっています。行動しないと変わらないことはわかっているのですが、向き合えません。

世界で私だけが取り残されたような、ぼーっとしていると涙が出る日々の繰り返しです。両親や今まで私にかかわってくれた方への罪悪感でいっぱいです。

うじうじ理由をつけて行動していないだけなのでしょうか。ほかの人に聞くと「さっさと行動に起こしてESを提出しろ!」と言われてしまう現状なのでしょうか。また落ちるんだろうな、と思いながらESを書くのが怖いです。

相談なのに、自分の気持ちを吐露しただけのようになってしまいました。すみません。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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就活の悩みは積極的に第三者に相談することが大切

取り組んでいることがうまくいかず、改善の兆しも見えないままだと気持ちが塞いでしまいますよね。そうなると行動する力も湧かず、考えることがことごとく否定的になってくるのではないでしょうか。

このような状態に陥った時、避けてほしいのは「一人でなんとかしようとする」ということです。これまでは自分のやり方で就活を進めてきた結果、今の状態になっているので、打破するためには第三者の視点を取り入れることが必要です。

まず、このようにQ&Aに質問を投稿したことも第三者の視点を取り入れ、次の行動へのきっかけになっています。ほかには大学のキャリアセンターで相談してみる、就職エージェントを頼ってみるなども試してみてくださいね。

自分とそりの合う専門家の力を借りてみよう

相談する第三者は、できるだけ専門家にしましょう。身近な家族や友人、先輩に相談すると、専門知識がないため、質問者さんが心配している「さっさと行動しろ」というような回答が返ってきてしまう可能性があります。

また、専門家だとしても、どうしてもそりが合わないと感じる人もいるかもしれません。その場合、相談し続ける必要はないので、別の担当者やエージェントを頼るようにしましょう。

1人で思い悩むより、専門家に相談する方が手っ取り早く、効果的に状況を変えることにつながります。

キャリア・デベロップメント・アドバイザー/キャリアドメイン代表

谷所 健一郎

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就職してやりたいことをもう一度考え直してみよう

もしかしたら、大手企業に就職して両親を喜ばせたいという気持ちで就活をしていませんか。確かに両親に喜んでもらいたい気持ちも大切ですが、就職をして何をやりたいのかということを、もう一度考えてみましょう。

たとえば、本当はエステティシャンやアパレルの販売職になりたいけれど、両親が大手企業の事務職を勧めてくるという背景があるかもしれません。その状況で事務職に応募しても、仕事に就きたい意欲はアピールできません。

また、多くの企業へ応募することは大切ですが、応募企業向けにESや面接対策をおこなう必要があります。ESを書くことが億劫ならば、本当に就きたい仕事ではないのかもしれません。

これから応募する企業は、初めて出会う企業であり、あなたのこれまでの就活については応募企業にとって関係のないことです。気持ちを切り替えて、応募企業向けの志望動機や自己PRを考えてくださいね。

つらい日々が続いているなら就活から離れてみるのも効果的

3月から一生懸命頑張ってきて、結果に結びつかないというつらい気持ちが伝わってきます。ぼーっとしていて涙が出る日々の繰り返しならば、しばらく就活から離れて好きなことをやってみるのも良いかもしれません。

就活が気になって好きなことができないと考えてしまうこともあると思います。ただ、就活というのは、頑張ればうまくいくというものでもないのです。少し休むことで新たな気付きがあるかもしれません。

最近は、通年採用をおこなっている企業も増えているので、9月に就職先が決まっていなくても心配はいりません。どこの企業に勤めているかが大切ではなく、何ができるかがより重要な時代になってきています。

大手企業にこだわらず、スキルや知識を身に付けて、行ける企業へ就職することを考えてみてくださいね。

就活のストレスでつらい人は、厚生労働省の働く人のこころの耳相談がおすすめです。電話やメール、SNSを使って今のあなたの話を聞いてもらうことができます。

就活の相談先はたくさんあります。以下の記事を参考にして、より効果的なアドバイスをもらえる相談先を見つけてくださいね。

就活に疲れた人は、以下の記事も参考にしてください。メンタルケア方法や就活との向き合い方を紹介しています。

秋採用に挑戦する人は、以下のQ&Aでキャリアコンサルタントがアドバイスしているので、併せてチェックしておきましょう。

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