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大学のゼミ経験を自己PRでどうアピールすれば良いですか?

大学のゼミでの経験を自己PRでアピールしたいのですが、どのように伝えれば効果的か悩んでいます。

ゼミでは専門分野を深く学んだだけでなく、グループワークや発表、論文作成などさまざまな活動をしてきました。しかし、これらの経験をただ羅列するだけでは、企業の方に自分の強みが伝わるか不安です。

どのような点に焦点を当てて話せば、採用担当者の印象に残る自己PRになるでしょうか? また、大学のゼミ経験は、どのようなスキルを紐づけて自己PRにすると評価されやすいのかについても気になっています。

ほかにも、専門性が高い内容の場合、わかりやすく伝えるためのコツなどもあれば教えていただきたいです。

大学のゼミ経験を自己PRで最大限に活かす方法や、具体的な強みの選び方、説明のコツなどについてアドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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ゼミ経験は自己PRの強力な武器! STARメソッドで組み立てよう

大学のゼミ経験は、自己PRにおいて非常に重要な要素です。

その経験を効果的に伝えるためには、まず研究テーマが持つ社会的な意義を30程度で簡潔に要約し、次に自身が担った役割や具体的な行動(調査設計、統計解析など)をSTARメソッドに沿って説明できるように準備します。

最終的に、その経験から得たスキルが、志望する職種の業務にどう活かせるのかを明確に結びつけることが重要です。

たとえば、「ゼミでAI倫理を研究し、論文大会で優勝した経験で培った仮説構築力やデータ検証力は、貴社の市場調査業務で即戦力になると考えています」といった形で、専門性と汎用性の両方をアピールすると良いでしょう。

専門性と汎用性を両立させて即戦力をアピール!

ゼミの専門分野が応募する企業と直接関係ない場合でも、自己PRとしてまったく問題なく使用できます。

なぜなら、研究活動を通じて培った論理的思考力や課題解決能力といったスキルは、分野を問わず多くの企業で活かせる汎用性の高いものだからです。

また、アピールしたい経験が複数ある場合は、すべてを盛り込む必要はありません。

最も自信があり、エピソードとして質の高いものを一つに絞って話すのが効果的です。複数の経験を伝えることも可能ですが、一つひとつの話が短くなる可能性があることを念頭に置いておきましょう。

キャリアコンサルタント/キャリア・デベロップメント・アドバイザー

佐藤 恭子

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ゼミの専門用語は誰にでもわかる言葉で伝えよう!

ゼミで何を学んできたか、どのような研究をしているのかを伝えたい学生は多く、最近は企業側も学業内容について質問する機会が増えているため、しっかりとした準備が必要です。

一つ注意してほしいのは、専門性が高ければ高いほど、自身のなかでは当たり前の専門用語を使いがちになります。

特に理系の人に多く見られる傾向ですが、人事担当者が文系の場合、何を言っているのかまったく理解できない事態が想定されるでしょう。

まずは誰にでもわかる言葉で説明することを心掛けてください。

経験の羅列ではなくあなたの強みを盛り込もう!

もう一つ重要なのが、自己PRにゼミでの取り組みを使う場合は、単にやったことの羅列だけでは不十分だということです。

たとえば、自身の研究に対してどのような考えを持ち、どのような努力をしたのか、周囲と協力しながら進めた場合は、どのように周囲を巻き込んで成し遂げたのかといったことを伝える必要があります。

あなたの考え方・思い・行動、そして周囲とのコミュニケーションの取り方などをゼミの話のなかにうまく盛り込んでアピールしましょう。

企業によっては、ゼミで何を学んできたのか、履修項目なども細かくチェックすることがあります。特に専門的な職種の場合、内容が重視されるため、内容についてもしっかりと話せるようにしておきましょう。

また、一人で成し遂げた話も良いのですが、チームで協力して何か結果を出した、といったコミュニケーション能力やチームで頑張る力が見えてきたら、高い評価につなある場合があります。

自身の個性や強みをゼミの経験を通して具体的に伝えてみてください。

ゼミの経験をもとに自己PRを作成したいと考えている人は以下の記事を参考にしてください。ゼミという多くの人が経験するものでも、ほかの就活生と差別化できる方法を解説しています。

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