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30代未経験で音楽業界に転職できますか?
30代で未経験から音楽業界への転職を考えています。現在の仕事とはまったく異なる分野なので、正直不安が大きいです。
音楽が好きで、音楽業界で働きたいという気持ちが昔からありました。しかし、これまで別の業界でキャリアを積んできたため、今から音楽業界に転職することは現実的に可能なのか知りたいです。
もしできたとしても、どのような職種があるのか、給与面で生活していけるのかなど、具体的なイメージが湧きません。30代で未経験からの転職はやはり厳しいのでしょうか?
どのようなスキルや経験があれば、転職の可能性が高まるのか、転職を成功させるためのアドバイスがあれば教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
音楽との関わり方はさまざま! 目指す仕事を明確に
音楽業界は、音楽を演奏するアーティストだけで成り立っている業界ではありません。音楽のさまざまな活動にかかわる企業全体で、音楽業界を作っていると考えてください。
音楽業界の仕事としては、アーティストのように音楽を制作する仕事のほか、音楽の編集などで作品に仕立て上げるプロデューサーやディレクターなどの仕事、また、楽器類の製造から販売に携わる仕事もあります。
また、CDショップやラジオ局など、音楽コンテンツの販売や配信にかかわる仕事もあります。音楽に対してどのようにかかわりたいのかによっても、志望する企業は異なります。
「好き」だけではダメ! 経験を武器にできる仕事を考えてみよう
業界未経験であっても、今までの社会人経験が活かせる職種であれば就職をすることも可能です。企業によって考え方は異なるので、求人情報を見て判断してみてください。
転職には、音楽が好きである点以外にもさまざまなスキルが要求されます。
関係する人たちとチームワークをとれるスキルや、プロデューサーなどであればマネジメントスキル、また販売や配信であれば、世のなかに音楽の価値を提供できるプレゼンテーションスキルも必要です。
今までの経験を棚卸して、どのような経験やスキルが活かせるのかを十分に検討したうえで、転職を考えるようにしましょう。
職種選択がカギ! 周辺職からキャリアを始めることが秘訣
30代未経験からの音楽業界への転職は可能ですが、どの職種を選ぶかが成功のカギを握ります。たとえば、制作ディレクターや宣伝といった職種は即戦力が求められるため、難易度は高いです。
まずは、イベント運営、ライセンス管理、デジタルマーケティングなど、音楽業界を支える周辺の職種を狙うと、転職の成功率が上がります。これらの職種は、他業種で培ったスキルを活かしやすいというメリットもあります。
熱意+具体的な行動で採用担当者の心に響かせよう!
求められるスキルは、Excelでの数値管理、SNSの運用経験、英語でのメール対応などが主流です。
たとえば、副業でライブスタッフの経験を積んだり、音楽配信サービスで人気のプレイリストを作成した実績を作ったりするなど、熱意と具体的な行動をセットで示すことで、採用担当者にアピールしやすくなります。
業界への強い思いを、行動で証明することが大切です。
次の記事では音楽業界の主な職種や向いている人、選考の対策方法などを詳しく解説しています。音楽業界を志望している人はぜひチェックしてみてください。
音楽にかかわる仕事については次の記事で詳しく紹介しています。未経験での目指し方や求められているスキルも説明しているので、参考にしてみましょう。
以下のQ&Aでも音楽業界への就職を成功させる方法についてキャリアコンサルタントがアドバイスをしています。音楽業界を目指す人はぜひ確認してみてください。
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