Q

大学3年生
男性

「傾聴力」を自己PRで効果的に伝える書き出しは?

就職活動中の大学3年生です。自己PRとして傾聴力をアピールしたいのですが、書き出しに悩んでいます。

「傾聴力」という言葉だけでいうと、それを強みにしている就活生は多そうなので、「私の強みは傾聴力です」という書き出しでは、他の学生と被りまくってしまうのではと不安です。

採用担当者の方の興味を引き、読んでもらえるような、傾聴力をアピールする際の書き出し例や、おすすめの言い換え方について教えてください。

また、自分の傾聴力をしっかり理解してもらうために、書き出しも含めた全体の構成はどう組み立てれば良いでしょうか? ぜひアドバイスお願いいたします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/2級ファイナンシャルプランニング技能士

塚本 智美

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傾聴力は行動で示す! 相手への向き合い方を伝えよう

「傾聴力」を効果的にアピールするには、抽象的な言葉で終わらせず、具体的な行動を示すことが重要です。

どのような状況で、どのように傾聴力を発揮したのかを語ることで、ほかの学生との差別化を図り、あなたの人間性をより深く伝えることができます。

単に「聞くのが得意」ではなく、どのような姿勢で相手と向き合っているのかを明確にしましょう。聞き手と話し手とで、同じ情景が共有できるような具体的なエピソードを準備することが大切です。

強みが発揮された場面を話して説得力を生もう

たとえば、「サークル活動で後輩の悩みを聞く際には、まず相手を尊重し、話をさえぎらずに最後まで聴くことを心掛けています」というように、場面や状況を限定して、そのときにどのような行動ができるのかを伝えると良いでしょう。

そうすることで、聞き手はあなたの強みをより具体的にイメージすることができ、話に説得力が生まれます。キャッチーな書き出しで目を引くことも一つの手です。

キャリアコンサルタント/キャリア・デベロップメント・アドバイザー

桒田 里絵

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傾聴力は具体性が大事! 他人と被ることは気にしない

傾聴力を自己PRで効果的に伝えるには、書き出しや言い換えにこだわるより、具体的なエピソードを伴って語れるかが最も重要です。

ほかの人と内容が重複することを過度に気にする必要はありません。

「なぜ自分に傾聴力があると思うのか」という問いに対し、「こういう体験をしたことがある」「人の話を十分に聞いたことで、その人が良い方向に向かった」「良い結果が出せた」「チームワーク力が高まった」といった具体的なエピソードは、ほかの誰とも重複することはないはずです。

傾聴力があると思った理由から貢献意欲につなげよう

構成としては、「私の長所は傾聴力です。具体的には、人の話をしっかり聞いてそこから何かを読み取ることができる点です」と述べた後に独自の理由を続けます。

たとえば、「以前、このような経験をし、このように対応しました。そういうところから、これから思うに私は何々といった点で、貴社の事業の〇〇に貢献できると自負しています」といった形で良いでしょう。

最も大切なのは、なぜ傾聴力があると思ったのかという具体的な内容です。

自己PRで「傾聴力」をアピールしようとしている人は、次の記事も要チェックです。傾聴力をアピールするコツや注意点、効果的な構成について詳しく解説しています。

傾聴力と似た「聞き上手」を効果的にアピールする方法については、次のQ&Aでキャリアコンサルタントがアドバイスをしています。併せて参考にしてみましょう。

「傾聴力は短所にもなるのではないか? 」と不安に思う相談者に向けた回答は、次のQ&Aを確認してみましょう。

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私はリーダーシップを発揮できる人材です。学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。サークル長を務めていたフットボールサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携を取り切れていないことが問題でした。そこで、大学生側に掛け合い週に2回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声掛けを行いました。さらに週末明けに今週の活動の詳細をメンバーに配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしていきたいと考えております。

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