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「聞き上手」の自己PRのアピール方法を教えてください。

自分の強みである「聞き上手であること」を自己PRでアピールしようと思っています。

しかし、聞き上手であることは面接官に受動的な印象を与えてしまわないか心配しています。アピールして問題ない強みでしょうか?

効果的にアピールする方法や言い換えられる言葉があれば教えてほしいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/コラボレーター代表

板谷 侑香里

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話を注意深く聞いたことの背景も伝えよう

「聞き上手」という強みは、適切にアピールすれば大きな強みになります。なぜなら、「聞き上手」な人が組織やチーム内にいてくれるとチーム内のコミュニケーションが円滑になり、より良い結果を生むことができると感じている社会人は多いからです。

しかしながら、「聞き上手」という言葉だと「うん。うん」と頷くだけの印象を与えてしまいがちです。「聞き上手」というのは単に相手の話を聞いているだけではないと思うのです。

正しく能力をアピールするためには「聞き上手」を言い換えてみよう

「話を聴いたことを踏まえて適切な質問をしたことによって理解が深まり問題解決に貢献した」など、「聞き上手」という表現の背景にはさまざまな能力や成果があるのではないかと思います。背景にある折角の能力を伝えきることができないと勿体ないです。

そこで、「傾聴力」という言葉で表現してみてはいかがでしょうか? ずいぶんイメージが変化するのではないかと思います。

単に傾聴力があるというだけでなく、面接官がイメージしやすい過去の事例を用いて説明することが大切です。さらに企業の中でどのような成果や貢献につながっていくのかも合わせて伝えることができると、面接官への効果的なアピールになりますよ。

こちらの記事では、傾聴力の自己PRに欠かせない必勝3ステップを解説しています。「聞き上手」をアピールしたい人は、参考にしてくださいね。

キャリアコンサルタント/公認心理師

吉野 郁子

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「聞き上手」にもいろいろな特徴がある! 自分の工夫を具体的に伝えよう

ひとくちに「聞き上手」といっても、「表情が穏やかで人に警戒心を与えない」「好奇心が旺盛だから広い話題を面白がって聞くことができる」「年長者に対して礼儀正しく敬意を表すことができる」など、いろいろな要素が含まれています。

話し手に気持ちよく話してもらうために、どんな工夫・心掛けをしていますか? それが具体的に伝えられたら、受動的な印象にはならないでしょう。「こんな場面で、こういった工夫をしたら、こんな人から聞き上手だと褒めてもらった」というように、よりわかりやすく伝えていきましょう。

話を聞いた後の行動もアピールすると社会人になった際の活躍イメージを残せる

また、「しっかり話を聞いた後はどんなふうに自分が行動しているか」についても話を広げていけると、より良くなりますよ。

営業職だと、顧客の話をしっかり聞いた後、適切な提案につなげていきます。教育職であれば教え子が「しっかり話を聞いてもらえた」という体験をすることで、社会を信頼し人間的に成長していくことを目指していきます。「何のために自分は聞く努力をするのか」まで話題を深められると、発展性が出てきますよ。

自己PRは、4つのステップに沿うことで簡単に作成できます。こちらの記事では手順とともに例文も紹介しているので参考に作成してみてくださいね。

PREP法・STAR法を使用することも効果的に自己PRを作成する方法の一つです。こちらの記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。

自己PRの書き出し方のコツを知ることで、より伝わりやすい文章の作成につながります。こちらの記事で詳しく解説しているのでチェックしてみてくださいね。

自己PRは最後の文章で人事の心を惹きつけることができます。こちらの記事で自己PRの締め方を知って、人事の印象に残るようなアピールができるようにしましょう。

自己PRは、面接官にどのように伝えるかも重要になります。こちらの記事では好印象を与える答え方を解説しているのでぜひ参考にしてくださいね。

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