Q
大学4年生
男性
最終面接の結果が遅いと内定は難しいですか?
先日、志望企業の最終面接を受けてから、もう1週間以上経ちますが、いまだに結果の連絡が来ていません。面接の際に「〇日までに連絡します」という具体的な期日も教えてもらえなかったので、不安で仕方ありません。
インターネットやSNSで検索すると、「最終面接の結果が遅いのは不採用のサインだ」という意見を多く目にします。やはり、連絡が来ないのは内定の可能性が低いということなのでしょうか?
最終面接の結果連絡が遅い理由として、どのようなことが考えられるのか、また、このまま待ち続けるべきか、それとも企業に問い合わせても良いのか教えていただきたいです。
もし問い合わせる場合、失礼にならないような連絡の仕方や、最終面接後の適切な過ごし方について、具体的なアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
結果が遅くても諦める必要はない! 問い合わせで状況確認をしてもOK
一般的に、面接結果の通知にかかる期間の相場としては、「1週間から10日以内」に設定している企業が多い傾向にあります。これは、採用・不採用どちらの結果であっても同様です。
もし面接から1週間が経過しても何の音沙汰もない場合は、こちらから進捗を問い合わせてみても決して失礼にはあたりません。
ネットの情報に振り回されないことが大切
「連絡が遅い=不採用」という言説がネット上で流れることもありますが、それはあくまで一部の意見に過ぎません。
情報をすべて鵜呑みにせず、過度に落ち込まないようにしましょう。 企業側にも、他候補者との比較調整や決裁ルートの都合など、外部からは見えないさまざまな事情があるはずです。
悪い憶測だけを信じて、自分を追い込まないことが大切です。
問い合わせは「メール」が最適
もし進捗を確認したいのであれば、先ほども触れた通り、電話ではなくメールで問い合わせるのが賢明です。
メールであれば「いつ、どのような内容で送ったか」という履歴が客観的に残ります。後々の「言った・言わない」というトラブルを避けるためにも、証拠が残る形でのコミュニケーションを心がけましょう。
問い合わせる場合は、先ほども申し上げたとおり、メールで問い合わせをするのが良いでしょう。
終わったことに執着せず、次の一歩を踏み出そう
終わった面接をやり直すことはできません。 結果を待ち続けるのではなく、意識を「次への行動」へと切り替えていきましょう。
もちろん、第一志望の企業であれば結果が気になってしまうのは当然のことです。
しかし、もし並行して受けている企業があるのなら、そちらの対策に集中するなど、「今できること」に没頭するほうが精神的な安定にもつながります。
何もせずに合否を待ち続ける時間は、想像以上にストレスがかかるものです。心を健やかに保つためにも、常に前を向いて歩みを進めていきましょう。
結果連絡の遅れが不採用とは限らない
最終面接の結果が来ないと、不安になってしまいますよね。
ただ、最終面接の結果連絡の早さが内定と直結するかは企業ごとに異なるため、内定の可能性が低いかどうかは外部の人間からはわからないというのが答えになります。
その会社側のみが知る事情となり、外からは知ることが難しいのです。
これまで私が支援してきた就活生の内定連絡までの期間も、かなりばらつきがあり、さまざまです。
企業ごとの事情を踏まえ、丁寧な確認を心がけよう
もし、企業への問い合わせをしたいということであれば、2週間程度経っても連絡がない場合にしましょう。
それ以上早いと結果を急かしているようで、印象が悪く捉えられてしまう可能性もあるため注意が必要です。
また、メールや就活支援アプリなどに、本当に結果通知をいただいていないかをしっかり確認したうえで連絡をした方が良いですね。
メールの具体的な文面としては「私が結果を受け取れていないのではないかと心配になり、ご連絡をさせていただきました。」と失礼がないように気をつけましょう。
電話で結果を急かすような表現にならないように、あくまでもこちらの不備で、結果通知を受け取れないかもしれないという姿勢で問い合わせをすると良いと思います。
面接結果がいつ来るかについては以下の記事で解説しています。結果の通知が遅くなる場合、その背景にはどのような議論がされているのかについても解説しているので、面接終了後で「結果がいつ来るか不安」と感じる人はぜひ参考にしてください。
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