Q

その他
回答しない

医療事務の面接での質問で未経験者が聞かれることを知りたいです。

医療事務の仕事に興味があり、いくつか求人に応募しようと考えています。

ただ、私は医療事務の経験がまったくなく、面接でどのような質問をされるのか、不安でいっぱいです。医療事務の面接では、未経験者に対してどのような質問がよくされますか?

また、経験がなくても好印象を持ってもらえるような回答のポイントがあれば教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリア・デベロップメント・アドバイザー/キャリアドメイン代表

谷所 健一郎

プロフィールを見る

未経験の医療事務面接では動機と貢献意欲を具体的に伝えよう!

医療事務の面接では、まずなぜ医療事務に興味を持ったのかが問われます。

ここでは、単に「人の役に立ちたい」だけでなく、「患者さんと接する機会が多く、地域医療に貢献できる点に魅力を感じた」など、医療事務の仕事内容を理解し、どのようなスキルや資質が大切なのかを具体的に伝えることが重要です。

たとえば、これまでの職務経験で培ったコミュニケーション能力や正確性をアピールし、医療事務としての貢献意欲を示すと良いでしょう。

内定をとるためではなく入社後を見据えた回答を心がけよう

次に、「未経験であることに対し、どのように貢献していくか」という質問も予想されます。

これに対しては、たとえば「正確性には自信があり、レセプト業務などで生かせると思う」や「人とのコミュニケーションが好きで、患者様への丁寧な対応を心がけたい」といった具体的な行動と結びつけて説明します。

また、医療事務の知識はこれから学ぶ姿勢であることを明確にし、「入社後は積極的に知識を習得し、短期間で戦力になれるよう努力します」といった学習意欲と向上心を示すことが大切です。

医療現場は多忙なことがあり、ストレスを感じることもあります。

そのため、ストレスを感じた時の対処法や忙しいときの対応も質問される可能性があります。

冷静に対処できること、そして優先順位をつけて業務に取り組む姿勢を示すと良いでしょう。

ストレス解消法を具体的に伝えることで、精神的な安定性もアピールできます。また、シフト制勤務や残業への対応可否を確認されたら、問題なく対応できると明確に答えることが望ましいです。

最後に、医療事務は患者と直接接する機会が多いため、患者への対応で心がけたいことも重要な質問です。

「常に患者様の気持ちに寄り添い、丁寧な対応を心がける」という基本姿勢に加え、たとえば、わかりやすい説明を心がけるといった具体的な対応策を述べることで、ホスピタリティ精神をアピールできます。

全体を通して、未経験であっても、明るくはきはきとした受け答え、謙虚な姿勢と学ぶ意欲、そしてあなたの長所を医療事務の仕事にどう生かせるかを具体的に伝えることが好印象につながります。

応募先の医療機関について事前に調べ、その特色に触れながら入社への熱意を伝えるようにしてください。

キャリアコンサルタント/合同会社渡部俊和事務所代表

渡部 俊和

プロフィールを見る

未経験の医療事務面接では対人力と確実性をアピールしよう

医療事務職は、私個人の感覚では経験者や資格保持者の求人が多いイメージがありました。

この仕事は受付や電話対応だけでなくカルテの管理や会計事務などを含めたあらゆるマルチタスクを求められることが多いと考えています。

そのため未経験で応募するという場合は、医療行為以外のあらゆることに対応するつもりで採用試験に臨むようにアドバイスしています。

具体的には、医師や看護師や患者に対して好感度の高い対応ができること、事務処理のミスが少なく確実性の高い仕事をしてくれそうなこと、気配りや周囲で起こることに対する気づきがあることの3点です。

好感度と気配りには、対人関係力という点で共通する部分もあります。

第一印象と几帳面さを裏付ける経験を具体的に準備しよう

面接で聞かれることの多くはコミュニケーションスキルと、多忙な状況にどう対応できるかの2点になるように感じます。

小規模なクリニックで未経験者を採用する傾向もありますが、現場ではむしろ小規模なところのほうが忙しいかもしれません。

少人数の人間関係で医師や看護師や医療事務というように立場の違う人が混在して仕事をする場合、人間関係が悪いと非常に苦しい職場環境になります。

採用側もまず避けたいのはその部分なので、第一印象の良さ、明るさ、会話の進め方などは他の職種の面接より大きなウェイトを占めていると思われます。

そして、医療現場で扱う情報は患者の個人情報を含めデリケートなものが多いため、確実性の高い仕事が求められます。

丁寧さ、几帳面さなどの資質も重視されるので、これまでの経験の中からそのような部分に着目される質問が来るように思われます。

実務面では職場によって求められるものが異なりますが、会計システムや電子カルテを扱うような職場はPCスキルも聞かれるかもしれません。

まだ身についていない部分については素直に今後学んでいく意欲を伝えられれば良いと思います。

以下の記事では医療事務の面接で聞かれる可能性が高い質問を14選紹介しています。ほかの就活生と差別化を図り、より確実に選考を突破するためにも、以下の記事をチェックしておきましょう。

関連記事

医療事務の面接質問の回答例14選|周りと差を付ける逆質問も解説

医療事務の面接の質問に答える際は、志望動機を明確にしておくことが大切です。記事では、キャリアコンサルタントとともに、医療事務の面接のよくある質問の答え方を解説しているので、どんな質問をされるのか不安な人は参考にしてください。

記事を読む

医療事務の面接質問の回答例14選|周りと差を付ける逆質問も解説

面接本番前の方へ
39点以下は要注意!面接力を診断してください

内定獲得のためには、面接での印象が大きなポイントとなります。あなたは自分の面接に自信を持っていますか?

少しでも不安に感じる人はたった30秒で面接力を把握できる「面接力診断」を活用しましょう。簡単な質問に答えるだけで、“あなたの強み”“改善点”が明確になります。

もし39点以下だった場合は要注意です。今すぐ診断で面接力をアップし、就職で失敗する可能性をグッと下げましょう。

こんな人に「面接力診断」はおすすめ
・まだ面接を受けたことがない人
・面接でなぜ落ちたかわからない人
・自信を持って、面接に臨みたい人

その他関連Q&A

TOP

PORTキャリア