Q

大学3年生
男性

面接でのおもしろい失敗談はありますか?

現在就職活動中の大学3年生です。今度初めての面接があるのですが、もうすでに緊張してしまっています。

「みんな絶対1回は失敗するぞ」と就活を終えた先輩たちは笑っているのですが、本当なのでしょうか。

皆さんご自身や周りの人で、就活面接で起こした面白い失敗談はありますか?

自分の面接に対する恐怖心や緊張を少しでもほぐしたいので、失敗談エピソードと一緒に面接で実力を出し切るためのコツなんかもあればぜひアドバイスしていただけないでしょうか?

よろしくお願いします!

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント

高橋 拓也

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面接中にスマホのアシスタント機能が「よくわかりません」

面接前はうまく話せるかなど、いろんな不安が頭をよぎり緊張しますよね。知人の失敗談になりますが、とても面白いと思ったので紹介します!

知人が就活生だったころの話です。

真面目な面接の場で、面接官が「この仕事で一番大切だと思うことは何ですか?」と質問したその瞬間、かばんの中から「すみません、よくわかりません」という声が。

そう、スマホの音声アシスタントが反応してしまったんです。

面接室が一瞬静まり返った後、面接官と学生で思わず笑ってしまい、逆に場が和んだそうです。

面接官も人間です。緊張している学生の気持ちはよくわかっていますし、むしろちょっとした失敗が人柄や柔軟さを見せるチャンスになることもあります。

面接は対話! 完璧を目指さずあなたらしさを伝えよう

大切なのは、失敗した後のリアクション。

「すみません、ちょっとスマホが先に答えてしまいましたね(笑)」とユーモアを交えつつ落ち着いて対応できると、それが評価につながることもあるかもしれません。

面接というと、どうしても面接官が評価する側で、就活生が評価される側と、上下関係や面接官からの一方的な関係と捉えがちです。

この考え方が、「うまく答えなきゃ」「ヘマしないようにしなきゃ」といった不安や緊張を生みます。

そこで、「面接は対話だ」と考えてもらいたいと思います。

完璧な発表をする場ではなく対話と捉えることで、自然な表情で、あなたらしい応答をすることができ、面接官にもその想いは伝わるでしょう。

緊張していても、あなたの思いや努力は必ず伝わります。失敗をしてもそれに対して誠実に対応すれば大丈夫ですので、リラックスして臨みましょう!

キャリアコンサルタント/fc-styling代表

冨永 実希

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私自身の失敗談、面接官の質問に「特にありません」

これは私の高校時代の就職活動での実体験です。当時、親や先生にいわれるがままに就職先を決めようとしており、自分自身の考えはまったくありませんでした。

面接練習はしたものの、本番で練習にない質問、「今、一番気になることは何ですか?」ときかれたとき、頭が真っ白になり、しばらく沈黙したあげく「特にありません」と答えてしまったのです。

これは面接で最もいってはいけない言葉の一つで、当然その会社は不採用となりました。

私の失敗を反面教師に、皆さんには主体的にキャリアを考えてほしい

この苦い経験があったからこそ、その後、自分で考えて行動することの大切さを学び、アパレルという本当にやりたい仕事に出会うことができました。

皆さんは、たとえ失敗したとしても、それが自分の意思で考え抜いた結果であれば、必ず次の糧になります。私のようにならないためにも、主体的にキャリアを考えることを大切にしてください。

以下の記事では面接対策の基礎を解説しています。これから面接対策を始める人で「何から始めたら良いかわからない」と悩む人は、参考にしながら対策に取り組んで、面接の臨みましょう。

面接本番前の方へ
39点以下は要注意!面接力を診断してください

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