Q
大学4年生
男性
内定後に嘘がバレたらどうなりますか?
内定者懇親会で嘘がバレてしまったかもしれないです......。
学生時代に力を入れたことについて、面接の時は「大学時代から新しいことに挑戦したいという思いからバンドを始めました」と話しました。しかし、今回の内定者懇親会では「高校時代からバンドをやってます」と本当のことを話してしまいました。
このような嘘がバレた場合、何か不利益を被ることはあるのでしょうか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
内定取り消しなどの結果につながることはない
内定承諾後であれば、経歴に重大な詐称があったなどではない限り、内定取り消しなどの大きな不利益を被ることはありません。しかも、内定者懇親会という非公式の場でのやりとりなのであればなおさらです。
ただし、質問者さんが想定している「不利益」とはどこまでを指していますか。その範囲によって、影響がゼロとは言い切れません。
たとえば、嘘をついた相手が直属の上司となった場合、「簡単に嘘をつく」という印象を持たれてしまう可能性はあるでしょう。
そうなった場合は、自分が嘘をついたことは事実なので取り返しはつきません。仕事の結果で印象を変えていくことを考えてください。
自ら言いわけを伝えに行くようなことはやめよう
最もやってはいけないことは「実はあの嘘はこれこれこういう理由で……」と取り繕うような話題を自らすることです。
内定者懇親会で質問者さんの話を聞いた相手が、嘘にまったく気づいていない可能性もあります。にもかかわらず自ら嘘に関することを話題にするのは、墓穴を掘ることと同義です。
今回のことはそのままにして、入社後に成果を出すことに気持ちを切り替えていきましょう。
通常であれば内定の取り消しは起こり得ません。内定が取り消されるケースについてはこちらの記事で解説しているので、参考にしてみてください。
指摘を受けたら経緯や背景を正直に伝えよう
内定者懇親会での発言と面接時の発言に矛盾があった場合、それが企業側に気づかれると、信頼性においてマイナスの印象を持たれることが考えられます。しかし、どんな状況であっても、冷静に対応していきましょう。
もし企業から何らかの指摘があったり、自分自身で矛盾に気づいたりした場合は、早急に謝罪し、経緯や背景を正直に伝えることが大切です。誤解や勘違いが生じた背景を率直に話すことで、企業もその事情を理解してくれるでしょう。
その際、言いわけをするのは避けてください。言いわけをすると、さらに信頼を失う可能性が高いです。事実を認め、今後の対応をどのように考えているのかを伝えることで、企業がその姿勢を評価してくれることが期待できます。
一つのミスで就活が台なしになるわけではない! 信頼の取り戻し方を考えよう
また、一度のミスですべてが終わるわけではないということを心に留めておくことも重要です。今後、どのようにして信頼を取り戻すか、どのようにして自分の言葉や行動を信じてもらうかを真剣に考え、それを実行に移していきましょう。
最終的に、企業がどのように評価するかは断定できませんが、あなたが誠実に対応することで、信頼を取り戻せる可能性が高まります。
何よりも、自分の言動に対する責任を持ち、真摯に対応することが最も重要であるといえるのです。
こちらのQ&Aでは、エントリーシート(ES)に嘘を書くとバレるのかという質問にキャリアアドバイザーが回答しています。併せてチェックしてみてください。
TOEICの点数を偽ると経歴詐称になります。詳しくはこちらのQ&Aを確認してください。
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