Q

大学3年生
男性

新卒の志望動機の締めくくりはどうするのが正解ですか?

新卒の就職活動で、志望動機の締めくくり方がいつもわかりません。「入社後は貴社に貢献したいです」といった漠然とした言葉では、ほかの就活生と差がつかなそうだなと思っています。

適切な志望動機の締めくくり方ってどんな感じなのでしょうか? 具体例を示しながら教えていただけると助かります。

また、今回私が悩んでいる志望動機の締めくくりの部分以外で、注意しながら書いたほうが良い部分はありますか? もしあれば、そこも押さえておきたいので教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント/2級ファイナンシャル・プランニング技能士

山田 圭佑

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相手に響かせよう! 誰に貢献したいか明確に述べよう

新卒の志望動機を締めくくる際には、「貴社に貢献したい」という抽象的で一方的な表現ではなく、より具体的で相手に響く内容を伝えることが重要です。

最終的に誰に貢献したいのかという視点を持ち、顧客にどう貢献したいのかを明確にしてください。顧客の課題解決や喜びへの貢献といった視点は、企業が最も求めている要素の一つです。

「自分が活躍したい」「自己実現したい」「収入を得たい」といった、あくまで自分本位な内容は避けるべきです。

企業は、自社の利益を追求しつつも、その先にいる顧客や社会に価値を提供できる人を求めています。そのため、会社の仕事を通して、顧客をどのように助け、喜ばせたいのかという視点で締めくくるのが良いでしょう。

志望したきっかけと仕事への思いを結び付けよう

締めくくり以外の部分では、あなたの思いを裏付ける具体的なエピソードを交えることが大切です。

なぜその結論に至ったのか、過去の経験(学業、アルバイト、部活動など)や、就職活動でその会社に出会ったきっかけなどを盛り込み、ストーリー性のある志望動機を作成しましょう。

あなたの経験がどのようにその会社の顧客に役立つのか、具体的な行動を想像させるような内容にすることで、面接官にあなたの熱意と適性が伝わり、説得力が増すはずです。

過去の経験と将来の貢献意欲をしっかりと結び付けることで、より深みのある志望動機になります。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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採用するメリットを示す! 入社後のビジョンを語ろう

志望動機の締めくくりでは、「企業が自分を採用した後に、具体的に何を期待できるのか」を力強く、そして簡潔に示すことで、ほかの候補者と大きな差を付けることができます。

おすすめは、まず「以上の理由で、私は貴社を強く志望します」と再度結論を述べ、次に「入社1年目から〇〇プロジェクトで成果指標を達成することを目指します」と具体的なアクションを示すことです。

最後に「5年以内には□□領域のリーダーとなり、組織に貢献します」と長期的なビジョンを語る、という三文構成です。

三段落構成を意識! 活躍する姿をイメージさせよう

この締めくくりの構成を意識することに加えて、志望動機全体の骨格を整えることも、ほかの学生との差別化につながります。

具体的には、「冒頭で入社への熱意を示す」「中盤でその動機を裏付ける具体的な根拠を述べる」そして、「締めで今説明した貢献計画を語る」という三段落構成です。

この流れで要点を凝縮させれば、聞き手はあなたの活躍する未来図を簡単に描くことができます。

こちらでは、適切な志望理由の締めくくりについてアドバイザーが解説しています。テンプレも紹介しているので、目を通しておくとよいでしょう。

こちらの記事では、エントリシートにおける志望動機の書き方を解説しています。内容や構成について悩んでいる人は参考にしてみてください。

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