Q

大学3年生
男性

自己PRは簡単にまとめるにはどうすれば良いですか?

就活の面接やエントリーシートで自己PRを書くとき、つい色々盛り込もうとして長くなってしまいます。ただ正直に言うと、これは自分の強みがまだはっきりしておらず、無理に膨らませて書いているからかもしれません。

自己PRを簡単にまとめるためには、どんな準備や考え方を踏まえて作成すれば良いのでしょうか? 単純に自分の強みだけをひと言で述べる感じで良いのでしょうか?

今の詰め込み自己PRよりも短めで、かつわかりやすく伝えるためのコツについて、詳しくアドバイスしていただけると嬉しいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/ヒトノビ代表

小関 珠緒

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自分の強みは1つに決めてPREP法で構成しよう

自己PRを簡潔にまとめるには、まず自身の強みを一つに絞ることが重要です。

次に、「PREP法」(Point-Reason-Example-Point)を用いると効果的です。具体的には、まず結論として強みを述べ、次にその理由、具体的なエピソードを話し、最後にその強みを仕事でどう活かすかを伝えます。

強みの役立て方を話す! 迷ったら周りに聞いてみよう

たとえば、「相手目線で考えられること」が強みであれば、後輩育成の経験などを例に挙げ、その強みが仕事でどのように役立つかを具体的に話します。

30秒から1分程度にまとめると良いでしょう。強みが不明確な場合は、過去の経験を振り返ったり、周囲の人に意見を聞いたりして、自身の核となる強みを見つけることから始めましょう。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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4行のひな形で固定! 要素を絞って簡潔にしよう

自己PRが長文化してしまうおもな原因は、「エピソード・成果・学び」といった要素を、一つの文のなかに整理せずに混在させてしまうことです。

これを防ぐには、まず「結論→背景→行動→成果」という4行のテンプレートをA4のメモ用紙に書き出し、各行を一言ずつ、120字以内に収める練習から始めましょう。

この練習を繰り返すことで、自然に全体で約480字、面接で話す時間にして1分強の簡潔でわかりやすい骨子が完成します。

不要な語を省き数字を示す! 会社への貢献で締めよう

文章をまとめる際は、「なるべく冗長な表現をなくそう」という心構えを持ち、不要な形容詞や副詞を意識的に削ることが重要です。

加えて、具体的な数字を半角で挿入して視覚的なインパクトを持たせると、短い文章でも相手の印象に残りやすくなります。

最後に、「この強みを活かし、貴社の〇〇領域で△△を実現したい」という未来への貢献宣言を加えることで、あなたの自己PRは、採用担当者にひびく力強いメッセージとして完成します。

自己PRが簡単に作成できるようになるコツが知りたい人は、こちらの記事をチェックしてみてください。例文付きでアドバイザーが解説しています。

エントリーシートの自己PRは、どのように書けばよいのでしょうか。こちらの記事では、エントリーシートでの基本の書き方から差別化のコツを解説しています。

時間がない人におすすめ!
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自己PRは就活において必ずといっていいほど必要になります。自己PRが曖昧なまま就活がうまくいかなかったという就活生は多くいます。

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 ツールで作成した自己PR例文 
 (リーダーシップが強みの場合) 
私はリーダーシップを発揮できる人材です。学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。サークル長を務めていたフットボールサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携を取り切れていないことが問題でした。そこで、大学生側に掛け合い週に2回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声掛けを行いました。さらに週末明けに今週の活動の詳細をメンバーに配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしていきたいと考えております。

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