Q
大学3年生
男性
面接で苦手な人について聞かれた際、「自己中心的な人」と答えるのはOKですか?
就活の模擬面接で「苦手なタイプの人は?」と聞かれ、「自己中心的な人です」と答えたのですが、面接官の反応はあまり良い感じではなさそうでした…。
確かに本音ではありますが、こういう答え方はマイナスになってしまうのでしょうか?
もしダメなら、どのように答えるのが適切なのかアドバイスをいただけると助かります。実際にうまく答えられた人の回答例などもあれば知りたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
答えてもOK! 当たり障りのない表現を選ぼう
面接で苦手な人について聞かれた際に、「自己中心的な人が苦手です」と答えることはできます。
しかし、伝え方には工夫が必要です。「自己中心的」という直接的な表現はネガティブな印象を受けることがあるため、「自分の考えを優先しがちな人」のように柔らかい言葉を選びましょう。
苦手な人とのかかわり方から協調性をアピールしよう
面接官は、苦手なタイプの人にどう向き合い、どう対応しているかを知りたいととらえています。
相手を否定する言葉で終わらせず、意思がはっきりしていたり、リーダーシップがあったりするというその人の良い側面も認めましょう。
そして、自身がどのように対応し、チーム全体の円滑な運営に貢献しようとしているかを具体的に説明することが大切です。
あくまで「少し合わないと感じる」くらいの温度感で伝え、自身の協調性や対応力をアピールしましょう。
直接だと印象が悪い! 苦手な人と接した経験を語ろう
「自己中心的な人」が苦手だと率直に伝えること自体は問題ありません。しかし、そのまま言うのでは協調性不足と解釈される恐れがあります。
良い印象を保つには、まず理由を客観的に説明し、次に苦手な相手とも協働した成功経験を添える、という二段構成が有効です。
対応力が評価点! 苦手な人に対する克服方法を話そう
たとえば、「目標達成より自己都合を優先する姿勢はチーム全体の成果が下がる恐れがあるため苦手意識をおぼえます」と伝えます。
続けて「しかし、前職のプロジェクトで同様の同僚と組んだときは、初期段階で役割と期日を文書化し、成果物を数値で共有した結果、互いの期待値がそろいスムーズに進行しました」と語れば、課題を感じながらも建設的に対応できる人物像を示せます。
重要なのは「苦手」より「どう克服したか」をメインに置き、対人課題への適応力を強調することです。
「苦手な人はどんな人ですか」という質問は、どのように答えると好印象を与えられるのでしょうか。こちらの記事では、例文付きで解説しています。
面接の終盤に聞かれることが多い「最後に一言ありますか」についてもどのように答えると良いのか悩んでしまう人も多いでしょう。こちらの記事でアドバイザーが解説しています。
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