Q
大学3年生
男性
相手の立場に立って考えられる人には、どのような特徴がありますか?
就職活動中の大学3年生です。企業研究や自己分析を進めるなかで、社会では「相手の立場に立って考えられる人」が求められるという話を聞くことが多くあります。
ですが、「相手の立場で考える」といっても、その言葉以上のイメージがあまり湧かず、具体的にどういう働き方をする人のことなのかわかりません。
自分がそのような人物かどうかを判断するためにも、「相手の立場に立って考えられる人」は、どんな特徴や性格の人なのか知りたいです。
また、その力が仕事上のどのような場面で活かされるのか、社会人としてどんな価値を発揮できるのかについても教えていただけると嬉しいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
多くの人の気持ちに共感できる想像ができる特徴がある
相手の立場に立って考えられる人とは、「こうされたらうれしいだろう」「こうされたら嫌だろう」といったことを想像できる力を持つ人のことです。さらに重要なのは、その想像が特定の人だけでなく、多くの人に当てはまる「汎用性」を備えている点です。
想像した内容が特殊すぎると、相手の意図とずれてしまい、ユニークな考え方と見なされてしまいます。つまり、多くの人々の感情や思考を的確にとらえ、共感を呼ぶような想像ができる力が求められます。
ビジネスで力を伸ばせる! 配慮を心掛けて信頼を得よう
この能力は、特にビジネスの場面において経験を通じて鍛えられます。
たとえば、顧客から見積もりの作成を依頼されたとします。社に持ち帰り、上司の確認や修正を経て1週間後にメールで提出した、というプロセスに違和感を覚えない場合、まだビジネスにおける相手の立場に立つ力が弱いかもしれません。
依頼した顧客は、1週間も何の連絡もなければ不安に思う可能性があります。そこで、「まずは依頼を承った旨を連絡し、進捗を中間報告する」といった配慮ができることが、相手の立場に立った行動です。
このような行動ができると、相手は「自分の気持ちを理解してくれている」と感じ、信頼を寄せるようになり、仕事で成果を上げやすくなるのです。
特徴は逆算志向! 相手のことを想定しながら話そう
相手の立場に立って考えられる人の特徴としては、逆算して物事を考えられる人が挙げられます。
また、会話なかで「これを言われたら相手は嫌だろうな」と想像できる人や、相手への質問が次々と出てくる人もこれに当てはまります。
相手の環境や立場を想像することで、相手のニーズを知ることができ、それは営業職など「もの」を提案するという仕事において非常に重要な思考です。
友人と会話しているなかで「もっと知りたい」「もっと聞いてみたい」と思うことが多ければ、相手の立場に立って考えられる人だと言えるでしょう。
就活のために取り繕わない! 自身経験を振り返ろう
「相手の立場に立って考えられる人」は、社会で高く評価される資質です。もし自身がそうだと自覚しているのであれば、なぜそう思うのかを具体的な行動から掘り起こすことができます。
もし「就活で有利だから」という理由でアピールしようとしているなら、それは自身のことを話していることにはならないため、避けましょう。
相手の立場に立って考える力をアピールに使いたい人は、次の記事もチェックしておきましょう。効果的な自己PRの作り方や役立つ例を紹介しています。
観察力を高めると相手の気持ちや状況を理解することができます。以下の記事ではビジネスにおける観察力の重要性をまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
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